マーク・カヴェンディッシュ現役続行は99.9％確定？ミケル・モルコフ「すでに移籍の契約は完了」。

これまでもこのブログで紹介したように、スーダル・クイックステップ（SoudalｰQuickStep）のベテラン、38歳のデンマーク人ミケル・モルコフ（Michael Mørkøv）は移籍する可能性が高かった。そして今回彼はデンマークメディアEkstra Bladetに対してはっきりとクイックステップを去ることを明らかにした。

情報源：MICHAEL MØRKØV HINTS THAT HIS MOVE TO ASTANA QAZAQSTAN FOR NEXT SEASON IS A POSSIBLITY: “IT IS AN OPTION. A GOOD OPTION”、Michael Mørkøv’s Arrival Could Clear Way for Mark Cavendish to Race in 2024

今回のインタビューでのモルコフは、すでに移籍契約そのものは完了していると言ったようだ。そのチーム名についてはまだ本人の口から明らかになっていないが、デンマークメディアを含めて海外メディアはアスタナ（Astana Qazaqstan）だろうという見方で一致している。

ミケル・モルコフはスプリンターのためのプロトン最高のリードアウトマン（発射台）と評される。そんな彼がアスタナへ行くだろうということは、すなわちかつてともに走ったマーク・カヴェンディッシュ（Mark Cavendish）のために働くだろうと予想される。つまり、カヴェンディッシュが今年限りのでの引退を撤回して来年もアスタナで走るという確率が99.9％（あるソースより）であることを意味する。

来年度はスプリンターの勢力図が変わる年となるかもしれない。というのも、現在最高のトップスプリンターのうち、スーダル・クイックステップのファビオ・ヤコブセン（Fabio Jakobsen）、ロット・デスティニー（Lotto-Dstny）のカレブ・ユアン（Caleb Ewan）、ボーラ・ハンスグローエのサム・ベネット（Sam Bennett）などが移籍する/その可能性が高いと言われているからだ。そうなれば彼らはこれまで通りには勝てなくなる可能性がある。

仮にそうした選手が移籍した場合、モルコフ＆カヴェンディッシュというペアが勝つために最大のライバルは、アルペシン・ドゥクーニンク（Alpecin-Deceuninck）かもしれない。なぜならそこには、マチュー・ファン・デル・プール（Mathieu van der Poel）＆ヤスパー・フィリプセン（JasperPhilipsen）のコンビがいるからだ。