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コロンビア

リゴベルト・ウラン「やはり今年で引退する」。ツアー・コロンビア後に明言

リゴベルト・ウランが、当初の予定どおり今年限りで引退と明言

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昨夜の2024ツアー・コロンビア最終日の第6ステージで、エースのリチャル・カラパス(Richard Carapaz)をアシストして活躍したコロンビア人のベテラン、リゴベルト・ウラン(Rigoberto Urán)。

もともとはパリ五輪後に引退する予定だったが、少し前にチームEF側からもう2年間の契約延長オファーをもらい、現役続行するか当初の予定どおりに引退するかで迷っていたようだった。その件の記事が次のものだ。

→過去記事:リゴベルト・ウランが引退撤回も?2年のオファーを新たにもらう

だが、昨夜のツアー・コロンビア終了後メディアの取材に対してはっきりと「2024年が最後」と述べたようだ。

情報源:Rigoberto Urán confirms he will retire after 2024 season

情報源記事によると、地元コロンビアのTV局RCNのインタビューに応じて、ウランは今年限りで19年間のプロ生活に別れを告げることを明らかにしたとのこと。

現在37歳のウランは昨夜までのツアー・コロンビアを総合4位で完走。総合2位にチームメイトのリチャル・カラパス。残念ながら個人総合優勝は無理だったが、チームEFはチーム賞に輝いた。

今回のインタビューで彼は、「引退の決断は難しかったし、だいぶ決断に長い時間がかかった。それに不安もあった。なにせずっと自転車が全てという生活だったしね」「妻と夜を同じ部屋で過ごすよりも、チームメイトと過ごすほうが多かったぐらいやし、それに多くの人間が自分のために動いてくれていた。でも引退したらもうそんなことはなくなるわけで」とも語る。

ウランは2006年に当時のアイルランドのプロコンチネンタルチームTenax-Salmilanoでプロデビュー。その後は毛蟹ことケース・デパーニュ、そしてチームSky。さらに2014年にはOmega Pharma-Quick Step、そして2016年からCannondale Pro Cycling Team(現EF Education-EasyPost)で走ってきた。

これまでにグランツール全てでステージ優勝。2017年ツール・ド・フランスではクリス・フルームに続いて総合2位。2012年ロンドン五輪ロードレースでは銀メダル。2013年と2014年は2年連続でジロ・デ・イタリア総合2位といった実績を残してきた。

コロンビアでは英雄ナイロ・キンタナのように、ウランも大人気のようで行く先々で子供たちから「ウランのようになりたい」と言われて尊敬されているようだ。

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