フィジークから最軽量ロードシューズ「VENTO POWERSTRAP AEROWEAVE」が登場。時代はベルクロへ回帰？

サドルで有名なセラロイヤルグループに属し、おなじくプロ御用達の人気サドル＆シューズブランドのフィジーク（Fi’zi:k）から、同ブランド最軽量の新型シューズ「VENTO POWERSTRAP AEROWEAVE」が登場した。

フィジーク海外公式：VENTO POWERSTRAP AEROWEAVE

この製品PVを見てわかるとおり、新シューズAEROWEAVEはパワーストラップ（Powerstrap）と呼ばれるベルクロ式ストラップベルトで固定する方式を採用していて、近年の中心であるBOAダイアルはいっさい使っていない点が特徴的だ。最軽量を狙ったこのシューズでは重量が増えがちなBOAダイアルを使わなかった。

そのためこのVENTO POWERSTRAP AEROWEAVEの重量は片足側だけで184g（ただしサイズ不明）を達成。

アッパーの素材は通気性に優れるメッシュ構造のようなAEROWEAVE生地。アウトソールはR3グレードのフルカーボン製でFi’zi:kで最も剛性が高いものとなっている。つまり完全にガチ勢向け。

価格はユーロ市場では350.00€（約5万7400円）。

もともとフィジークは以前からベルクロのようなストラップ式シューズを展開していたが、本格的に上位モデルはベルクロへ回帰するトレンドを作っていくのかもしれない。

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