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ロードレース2024ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージでのリチャル・カラパス(Richard Carapaz)の落車

デカトロンにイエローカード4枚!2024ブエルタ第11ステージのカラパスの落車について

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昨日の2024ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージは約40名ほどの大人数の逃げが決まった。ステージ優勝もその逃げグループの中から残り1kmを切った最後の最後のところで果敢に飛び出したエディー・ダンバーが勝ち取った。

だがその第11ステージでは、総合リーダーのベン・オコナーを擁するデカトロン・AG2Rに対して4枚ものイエローカードが発出された。

情報源:Decathlon-Ag2r La Mondiale Hit with 4 ‘Yellow Cards’ After Carapaz Crash at Vuelta

イエローカードの理由は?

イエローカードがどのようなものかは、「UCIがルール変更!イエローカード導入、無線の使用制限、3kmルール修正、タイム計測方法変更!」の記事を見ておいてもらいたい。同カードを出された選手はすぐにどうこうなるわけではないが、イエローカードが一定数たまると来年から一定期間の出場低処分を受けたりするシステムとなっている。

ではなぜイエローカードが出されたのか。しかもデカトロンAG2Rだけに対して。その点については次の動画をみてもらいたい。

これはゴールまでまだ92kmある地点での落車映像だ。路肩で落車しているのはチームEFの総合エースのリチャル・カラパスだ。

このときデカトロン勢はメインプロトンから余計な逃げを出させないため、プロトンを管理すべくその最前線に並んで道路幅いっぱいに広がり、後方からのアタックをブロックしようとした。

そのときデカトロンのヴィクトル・ラフェに押されて落車することになったのがカラパスだ。幸いにも低速だったためカラパスは右半身側に多少の傷を負ったものの無事にレースを再開し、すぐにプロトンに戻ることができた。

審判はこのラフェの行為を含めてこうしたブロッキング行為を理由としてデカトロン勢に4枚のイエローカードを出したわけだ。

ベン・オコナーはレース後にチームメイトに出されたこのイエローカードについて怒りを表す投稿をしていたが、その投稿はいつのまにか削除された。冷静になったのだろう。

なおラフェにはイエローカードとともに500スイスフラン(約8万6000円)の罰金も課されている。

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piginwired
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