イネオスが育成チームとしてドイツのコンチネンタルチームLotto Kern-Haus PSD Bankと提携へ
Share your love
近年はワールドチーム自身がその下部組織として育成チームを立ち上げることが多くなっていた。しかしそんな中で予算的にも余裕がありそうなイネオス・グレナディアーズはこれまでそうしたチームを持つことはなかった。とはいうものの今シーズンはイネオスも育成チームを持つこととなるだろうと噂はされていた。
そしてそんなイネオスから育成チーム発足のアナウンスがなされた。次のイネオス発表を見てほしい。
NEWS: We are pleased to announce that the INEOS Grenadiers will join forces with the highly respected German Continental outfit @lottokernhaus as an official development partner in 2025 🤝🙌
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) November 13, 2024
Read more: https://t.co/6eaPFFxRXc pic.twitter.com/ck7oBLKHls
イネオスの育成チームはこのようにゼロからチームを立ち上げるのではなく、ドイツのコンチネンタルチームのLotto Kern-Haus PSD Bankと提携し、同チームをイネオスの育成チームとして位置づけるという方法を取ったものだ。
もともとイネオスはこれまで若い才能をサポートしてイネオスへとリクルートする制度を持っていた。その例がジョシュア・ターリングたちとの契約だ。そして今回発表されたこの提携はこうした既存のサポートシステムを補完・拡大するものであるとのこと。
イネオスが目をつけた才能ある若手は、このLotto Kern-Haus PSD Bankに所属させることになるが、サポートやコーチチングなどはイネオスが行うとのこと。イネオスはこの新制度を花嫁学校やサッカーにおける期限付き移籍のようなものだと説明する。
なおライバルチームであるレッドブル・ボーラ・ハンスグローエはすでに自前の育成チームを作っているが、2022年以前はこのLotto Kern-Haus PSD Bankが当時のボーラ・ハンスグローエの育成チーム的な位置付けを担っていたこともあった。