レビュー
Rapha






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ゲラント・トーマスが語る引退後のこと
今年プロ19年のキャリアに幕を下ろす38歳のゲラント・トーマス。通称G。ジロ・デ・イタリアには出場しないが最後のツール・ド・フランス、そして母国のステージレースである最後のツアー・オブ・ブリテンに出場し花道を飾る予定だ。
そんな彼が英国大手紙Guardianで引退後について話している。次のリンクがそれだ。
Guardian:Geraint Thomas: ‘It’s been up and down. You remember the good times’
I’ll go insane after a week
このインタビュー記事において、彼は「引退したら1週間後に頭がおかしくなるで」と述べている。
理由はこれまで特定のレースに照準をあわせ、それに向けて計画を立て努力するということばかりやってきた日々だったのに引退後はそれがなくなるからだ。朝に息子を学校へ送ったあとは何もやることがなくなる、そんな日々が始まる。良く言えばそんなのんびりとした、悪く言えば目標がなにもない空虚な生活に耐えられないと彼は考えているからだ。
では引退後にどうするのかといえば、これまでにもそれに少し彼が言及したことがあって、そのときは「具体的なことは何もまだ考えていない」と話していた。
一方で今回のインタビューでは、
“I think I’ve got a lot to offer on performance and going after bike races. There’d be a lot to learn as well, which is also exciting. It all depends on the role I’d end up doing, but that’s the type of challenge I’d be looking for.”
訳「自分としては引退後に自分ができることがいろいろあると思ってるし、同時に学ぶべきこともたくさんあるやろね。それは楽しみでもある。結局は役割次第やけど、でもそういった挑戦こそ自分としてはやりたいことやね」
Gはこのように話し、具体的なことはまだわからないものの、それでもロードレース業界になんらかの形で携わり続けたいという趣旨のことを述べている。