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Rapha









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Jayco-AlUlaの2名、フィリッポ・ザナとマックス・ヴァルシャイドがそれぞれSoudalーQuickStepとLidl-Trekへ移籍
最近発表された2名の選手の移籍をまとめて。
レムコ・エヴェネプールが抜けてグランツールやステージレースでの総合表彰台争いが厳しくなるSoudalーQuickStepは、来年からクラシックでも積極的に勝利を狙わざるを得ない。そのためこの移籍市場ではクラシックに強い選手を積極的に補強してきている。
一方でチームはあらゆるレースで勝ちにいくことも目的としており、グランツール以外のステージレースでも総合表彰台を、そしてグランツールではステージ優勝を狙うため新しく獲得した選手がこのフィリッポ・ザナだ。今回の契約は2年で2027年まで。
フィリッポ・ザナは26歳のイタリア人。2020年にProTeamのBardiani-CSF-Faizanèでプロデビュー。2023年から今のJayco-AlUlaで走っている。ステージレースで総合上位を狙える総合系のクライマーだ。2023年ジロ・デ・イタリアでは第18ステージでステージ優勝も挙げている。2022年イタリア選手権ロードレース王者でもある。
上のフィリッポ・ザナと同じくJayco-AlUlaで走るヴァックス・ヴァルシャイドがLidl-Trekへ移籍する。契約は3年で2028年までだ。
ヴァックス・ヴァルシャイドはクラシックが得意なスプリンターで、32歳のドイツ人。身長は199cm。
2015年に当時のワールドチームTeam Giant – Alpecinに研修生として参加。翌年からそのチームで本格的にプロデビュー。NTT Pro Cycling、Team Qhubeka NextHash、Cofidisを経て、2024年からJayco-AlUlaで走ってきた。
Lidl-Trekからはヤスペル・ストゥイヴェンがSoudalーQuickStepへ移籍し来年からいなくなるため、彼の代わりとなるクラシックに強い補強が必要だった。その一人がこのヴァルシャイドとなるだろう。
ちなみにスーダルはこれで来年の所属選手30名確定のようです。(レムコのように契約途中での移籍がこれ以上なければ)
来年のスーダルがどこまでクラシックでその輝きを取り戻せるか見ものブヒね。