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ポガチャルにダメージか?信頼していたソワニエがサッカー界へ転身

ポガチャルに痛手か。信頼の厚いソワニエがサッカー界へ転身

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これまでレースでもポガチャルの最も近い場所で彼を支えてきたソワニエのJoseba Elguezabalが、スペインはバスクのプロサッカーチームAthletic Clubのスタッフへと転身する。

情報源:Blow for Tadej Pogacar as world champion’s trusted personal soigneur departs UAE Team Emirates

上のインスタに映るおじさんがJoseba Elguezabal(44歳、スペイン)だ。タデイ・ポガチャルがUAE Team Emirates – XRGに入団して以来ずっと彼を支えてきた。

通常ソワニエなどチーム内の監督や上層部以外のスタッフについてその去就はあまりニュースとならない。しかし今回のJoseba Elguezabalはまさにタデイ・ポガチャルを最も近い場所で支えてきた、ポガチャルからの信頼の厚いソワニエの退団ということで海外メディアでも報道がなされている。

Joseba Elguezabalはいつもポガチャルに帯同し、レースでもフィニッシュラインを通過したら真っ先にポガチャルのもとに駆けつけて回復のための一連の儀式をさせたり、ポガチャルの心身についての情報の収集・管理をしたり、ポガチャルの日々のルーティンを管理したりなどまさにポガチャルの1日1日に密接・密着した仕事を行ってきた人物である。

今回の彼の転身についてUAEの内部の人間が言うには、Athletic Clubのほうからオファーがあったらしい。

こうしたロードレース界からサッカー界への転身というのはJoseba Elguezabalだけに限らない。ポガチャルのパフォーマンスコーチを務めていた人物でもともとサッカー界出身だったInigo San Millanもサッカー界に職を転じている。

さらに有名どころでいえば、今年ロードバイク界に戻ってきたINEOS Grenadiersのデイヴ・ブレイルスフォールドはそれまでサッカーの超有名チームのマンチェスター・ユナイテッドで運営に関わっていたし、Team Visma | Lease a Bikeで指揮官だったマライン・ジーマンもオランダのサッカーチームへと転身している。

このように近年はロードレースとサッカーの両世界をクロスオーバーするような転職事例が続く。こうした事例が今後さらに増えて、トレンドを形成する可能性もあるのではないか。優秀な人材はどこも引き手数多というわけだろう。

留目夕陽が来年から愛三工業レーシングで走ることとなったため、日本人選手でワールドチームに所属する選手がゼロになってしまったわけだが、たとえロードレースの選手でなくとも、日本のサッカー界の元プロ選手が勉強し、ヨーロッパでマネージメントやコーチとして実績を積んでからロードレース界に転身し、ワールドチームと契約というのが出てくるかもしれない。それはそれで日本のロードレース界にとっても間接的に良い影響が出るのではないだろうか。そういう可能性にも期待したい。


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piginwired
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