アレックス・ダウセットが語る「若者がワールドツアープロ選手になるために重要なこと」とは？

アレックス・ダウセットといえば、現在チームイスラエルに所属するワールドツアープロ選手であり、ロードレース界に名だたるタイムトライアルスペシャリストの英国人。

そんなダウセットが、若者（16歳以下、ジュニア世代、U23世代）に向けて、「どうすればワールドツアープロ選手になれるかのか？」というテーマで動画を公開している。それが↓のもの。

15分弱の間にダウセットはいろいろなアドバイスを若者に送る。その中から、いくつかの内容を箇条書きで簡単に書いておく。

・パワーメータは買うな。そんなもん買うならBMXバイクを買え。とにかくいろんなバイクに乗ることが大切。MTBも、ママチャリも、BMXも乗れ。


・最高のトレーニングは、自分より速い人間についていくこと。また年上の経験豊富な速いライダーは、頑張る若者にいろんなことを教えるのが好きな場合が多い。学べることが多いはず。

・レース結果をあまり深刻に捉えすぎるな。でも、レースは一生懸命走れ。一番大事なのは結果よりも、一生懸命走ってレースを楽しむこと。楽しめ。

・学生生活を大事にしろ。全てをロードレースにかけるべきじゃない。


・レムコ・イヴェネプールとかは例外。すぐにプロになれなくても焦るな。


・最初にプロチームと交渉するときは、FTPやパワーデータよりも、「自分が何を成し遂げたいのか」「なぜそのチームが自分に合うと考えているのか」といった将来的な目標、そこに至るまでの過程を語れるかどうかのほうが重要。


・尊敬される人間（良い人）になれ。


・グーグル翻訳サービスなどを使って意思疎通を頑張れ


・外国でレースすることの重要性。プロの選手の生活がどんなものかの一端を実感できるし、各国のレースは各国の地理的事情などを反映してそれぞれ個性がある。そこで、自分に合うレースが見つかる。イタリアの山岳レースが合うのか、アメリカの平坦が多いレースが合うのか、ベルギーの石畳が合うのか、といったことが実感できる。

などなど、他にも多くのことが語られている。

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