昨日の第2ステージに画鋲が撒かれパンク続出。2023ツール・ド・フランス
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昨夜の2023ツール・ド・フランス第2ステージはバスクのサン・セバスティアンが主な舞台となり、まさに人気のワンデイレースのクラシカ・サン・セバスティアンの再現と言っても過言ではない熱いレース展開となった。
だが残念なことに、その第2ステージでは選手が走るコース上に画鋲のようなものがおそらく故意にたくさん撒かれ、複数の選手がパンクさせられることとなった。
情報源:Tour de France riders suffer string of punctures from tacks on road
その「まきびし」被害者の一人がアンテルマルシェ(Intermarché-Circus-Wanty)所属のリリアン・カルメジャーヌ(Lilian Calmejane)。彼のツイートを見て欲しい。
Merci pour ce genre de connerie humaine … je pense ne pas avoir été le seul victime de crevaison dans le final … sachez qu’on peut tomber et se faire très mal avec vos conneries bande d’abrutis … 🤬 pic.twitter.com/IoTMolFKgO
— Lilian Calmejane (@L_Calmejane) July 2, 2023
画鋲のようなものが撒かれたのはゴールまで残り45kmあたり。その日最大の難所で勝負どころだった2級山岳のハイスキベルに向かう途中だ。
もちろん彼だけでなく、リドル・トレック(Lidl-Trek)の元世界王者マッズ・ピーダースン(Mads Pedersen)やジャイコ・アルウラー(Jayco-AlUla)のルーク・ダーブリッジ(Luke Durbridge)なども含めて20名ほどのパンクがあったとも言われているようだ。
ツール・ド・フランスはときどきこういう愚行をする馬鹿が現れる。
なお「画鋲」のことを「押しピン」と呼ぶかどうかは東西で違いがあるらしい。
→参考:「画びょうVS押しピン」どっちがしっくりくる? 全国調査でわかった東西差