WahooのサイコンElemntに新型Roam3とBolt3が登場

プロ御用達のスマートトレーナーやサイコンで有名なブランドWahoo。同社のサイコンのうち、ElemntとRoamから新型となるElemnt3とRoam3が発表された。まず次のインスタ画像を見てほしい。

情報源：Wahoo Revises Its Elemnt Roam and Bolt Computers, Releases Its First Trackr Radar Rear Light

Wahooのサイコン、Ace、Bolt、Roamの対象ユーザーの違い

Wahooのサイコンラインナップは基本的に、そのAceに加えて、Bolt、Roamと3つの機種によって構成されている。このうちAceは昨年Wahooが発表したときは、いろいろ初期バグなどの問題が発生して困ったユーザーもいただろう。

さてこれら3つはその機能に応じて対象ユーザーが次のように異なる。

• Aceの対象ユーザー層：データにこだわったり、性能・技術に精通している、新しいもの好きのガチ勢
• Roamの対象ユーザー層：冒険的ライドやブルベなど長時間ライドに挑むユーザー
• Boltの対象ユーザー層：レースやトレーニングライドで使えればいいという一般ユーザー、ライト層のユーザー

あくまで大雑把な分類だが、このような感じとなる。

そして上述のように今回はBoltとRoamにそれぞれアップデートされた新型が登場した。

Wahoo Elemnt Bolt3の概要

新型のBolt3は、これまでよりも画面が大型化され2.2インチから2.3インチへ、そして画面コントラストもよりくっきりと見やすいものになった。一方で本体サイズはほぼ変わりがない。

ただしこれまでと同じくタッチスクリーンは導入されていない。

また処理速度・動作速度も向上し、よりきびきびした動きになっている。

バッテリーの連続使用時間は20時間で、これまでの15時間よりも伸びた。

新型の特徴の1つとして、「レディ・トゥ・スクリーン」という機能が搭載されている。これは一番←側のボタンを押すと、すぐにバッテリーの残り容量やルート表示などにアクセスできるという機能だ。

価格は上画像だと5万8000円。販売開始は5月6日から。

2025 Wahoo Elemnt Roam3の概要

おなじく新型のサイコンRoam3だが、基本的なスペックの向上やディスプレイの大型化などは上述Bolt3と共通している。たとえばこちらもディスプレイが2.7インチから2.8インチへ、そしてより太陽光の下でもより見やすい画面となっている。

一方でBolt3との大きな違いはやはり新しいタッチスクリーンを搭載しているということ。もちろん秋冬で使う長指グローブをしたままでも操作可能なタッチスクリーンだ。

バッテリーの持続時間は最大25時間。Bolt3と同じく「レディ・トゥ・スクリーン」機能を搭載した。

価格は7万8000円。5月6日から販売開始。

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