レビュー
Rapha








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鬱病でプロ選手をやめていた元INEOS Grenadiersの24歳レオ・ヘイターがプロ復帰へ第一歩を踏み出す。
2024年8月までINEOS Grenadiersで走っていたレオ・ヘイター(Leo Hayter)。24歳のイギリス人で、現在SoudalーQuickStepで入るイーサン・ヘイター(Ethan Hayter)の弟でもある。
そんな彼は昨年のツール・ド・ハンガリーを最後にレース活動をやめ、所属していたINEOS Grenadiersとの契約も同年8月で終了し、プロとしてのキャリアを停止していた。その理由は精神的な問題で、鬱病や摂食障害といったものだった。
しかしどうやらプロとしてレースに復帰することに意欲を見せ、まずはコンチネンタルチームとの契約を目指すようだ。そのように語っているインスタ投稿がこちら。
これによると426日ぶりにレースに参戦。それはカタルーニャ地方のタイムトライアル選手権だった。
体重は昨年のプロ時代より15kgも増えたようだが、それでもこれまでのキャリア最高のタイムトライアルだったらしい。そう言えるのは、体重の増加によりパワーが増え、かつ、しっかりとこの大会に向けて準備をしてきたことに加え、何より心身ともに生き返ったからだろう。
このように体重が増えたという問題はあるが本人は心身ともに好調という状態。まだまだ今後のトレーニングは必要だろうが、本人も「今後のことには明るい希望を持っている」と語る。
また上のインスタ投稿では、精神的な問題に苛まれていた彼をずっと支えてきたセラピスト、コーチ、恋人たちに感謝を述べている。
そして最後に次のように書いて、プロ選手として再び歩き始める意志があることを明らかにする。
My goal for the year is to finish on the podium of the Chrono des Nations in October, however to ride I need to be in a continental team… if anyone is interested in giving me a home.. call me 📞😉
訳「今年の目標は10月のChrono des Nationsに出ること。でもそれにはコンチネンタルチームに所属しないといけない。誰か契約してくれるなら電話よろしく」