レビュー
Rapha




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マチュー・ファン・デル・プール「世界選手権MTBで勝てる可能性はわずか」
今年の世界選手権は史上初のアフリカ大陸での開催となり、ルワンダがその舞台だ。ロードレースのコースは史上最難とも言われる登りだらけのコースとなっている。そのためスプリンターやクライマーでない選手はあまり参加しない。
そしてマチュー・ファン・デル・プールも今年はそんなロードレースではなく、MTBで世界選手権に参加する。
だがマチュー自身「勝てる可能性はあまりない」と語る。
マチュー・ファン・デル・プールは春のクラシックのパリ~ルーベの後はクリテリウム・デュ・ドーフィネ、ツール・ド・フランスに参加。そのツールは肺炎のため第16ステージをDNS。そして先日のベルギーのレネウィ・ツアーでロードレースに復帰。第3ステージではさっそく復帰後初勝利をもぎとっていた。
このように世界選に向けてなかなかMTBトレーニングに長期的に集中して取り組める時間が取れていないという状況だ。
そしてさらにMTBでのUCIポイントが少ないため、世界選でのスタート順位がかなり後方の列、第4列目からのスタートとなるらしい。マチュー自身、シクロクロスよりもMTBのほうがスタート順位は重要と考えているだけあって、第4列目からのスタートは相当の困難な壁となる。
それゆえマチューは「世界選手権で勝てる可能性は低い」と語る。
だがそれでもマチューは、自分のMTBテクニックや最近のトレーニングでのコンディションの良さには自信を持っているとも述べる。これまで何度もロードレースでとてつもない勝利をファンに見せてきたマチュー。果たして世界選MTBでもファンの度肝を抜くような、不可能を可能にするような勝利を挙げられるか?