レビュー
Rapha






Enter your email address below and subscribe to our newsletter

石畳クラシックの定番ヘント~ウエヴェルヘムが新名称「イン・フランダーズ・フィールズ・フロム・ミッデルケルケ・トゥ・ウェヴェルヘム」へ。コースも刷新される予定
1934年の初開催以来ずっと続いてきたベルギーのフランドル地方を代表する伝統のレース、ヘント~ウェヴェルヘム。それが「イン・フランダーズ・フィールズ・フロム・ミッデルケルケ・トゥ・ウェヴェルヘム(In Flanders Fields – from Middelkerke to Wevelgem)」という名称へ新しく生まれ変わる。
下のインスタのように公式SNSもすでに大会名が変わっている。
ヘント~ウエヴェルヘム(通称ヘント)といえば、春のクラシックシーズンと石畳戦線を象徴するレースの1つだ。モニュメントの大一番でクラシックの王様であるロンド・ファン・フランデレンの前哨戦の1つとも位置づけられる。
基本的にはゴール前スプリントになるようなレイアウトになっているためスプリンターズ・クラシックと呼ばれるものの、有名なケンメルベルグなど石畳の登りが散りばめられていて、さらに強風と雨という悪条件でのレースになることも多く、決して平坦基調の楽なレースではない。
今年はLidl-Trekのエース、マッズ・ピーダスン(Mads Pedersen)が昨年に続いて連覇を達成している。ピーダスンは今年の勝利により大会史上最多勝利回数である3回に達し、エディ・メルクスやピーター・サガンたちに並んだ。もし来年も出場すれば新記録を目指すことになるだろう。
なぜ大会名称が変更となるのか?それは、スタート地点が変更になるからだ。
もともと以前は大会はダインゼ(Deinze)でのスタートだったが、その後2020~2025年についてはイーペル(Ypres)という町がスタート地点になっていた。このイーペルは第一次世界大戦でドイツ軍と連合国軍の戦いの最前線になり長期間戦闘があったことで一時には町が廃墟になってしまった過去を持つ。
そして来年から10年間については、西フランドルの自治体で、海沿いにあるミッデルケルケへがスタート地点となる合意がなされた。それが大会名称変更の理由だ。
近年はロードレースでも、これまでより開催地そのものを積極的にアピールする方向が強まっているトレンド/マーケティング事情(コンサルタントの入れ知恵?)があるので、そうした潮流を受けての変化だろう。
なお大会名称だけでなく、コースも刷新される予定だ。だがまだどのようなコースになるのかその詳細は未定とのこと。
新しい大会名となる同レースは2026年度は3月29日の開催となる。その1週間後がロンド・ファン・フランデレン(4/5(日))だ。