ログリッチはツールに出られるのか？

もう今週末に迫ったツール・ド・フランスの開催。しかし優勝候補の1人で、Jumbo-Vismaを率いるべきエース、プリモシュ・ログリッチ（Primož Roglič）は、クリテリウム・ドーフィネ（Critérium du Dauphiné）で派手に落車し、けっこうな擦過傷などを負った。そしてドーフィネは途中でリタイアしている。

そんなログリッチについて、ツールに出場できないのではないか？との疑念が報じられている。

情報源：Primoz Roglic’s Tour de France remains in doubt despite return to training

ログリッチのツール参戦は可能なのか？矛盾する2つの見解

ドーフィネで負った怪我からの回復具合、そしてツール・ド・フランスで戦えるだけの状態なのかどうかについて、情報源記事では2つの見解が紹介されている。それらは一見すると矛盾してるように思われるものである。

恋人の見解

まず恋人のLora Klincは、ログリッチについて書いた本を出版するにあたっての会見で、「ドーフィネでの落車の怪我で、全てがストップしてしまったのよ」「まだツールに出場できる状態にまで回復してるのかわからないの」と述べる。（詳細：Lora Klinc ob izidu knjige: “Ta padec je vse prizemljil.”）

恋人としてはログリッチのコンディションについて少し悲観的な感じだろうか。

チームの見解

一方で、チームはログリッチがすでにツールで重要な山岳ステージとなるCol de la Lozeで本気のトレーニングに取り組んでいること、そして全てのトレーニングメニューをこなせるまでに回復しているとスペインメディアに対して述べている。

また、情報源記事のメディアによるチームへの取材でも、ログリッチはツールに出る予定だと述べていたもよう。

まぁチームがそう言うのならばそうなんやろうとは思うが･･･