アンドレ・グライペルがドイツ代表チームのコーチに就任

元プロ選手のジャーマン・ゴリラこと、アンドレ・グライペル（André Greipel）が、ドイツ代表チームのコーチ兼スポーツディレクターに就任することが発表された。

情報源：André Greipel takes over as German national team coach

グライペルは、かつてマーク・カヴェンディッシュと同じチームに所属していたこともあったが、移籍後は新チームのエーススプリンターとしてゴリラの愛称とともに人気のトップスプリンターだった。ツール・ド・フランスでは11回のステージ優勝を誇る。

これまでドイツ代表チームでコーチ兼スポーツディレクターをしていたのは、Bora-hansgroheのスタッフのJens Zemke。だがBora-hansgroheとの兼務が多忙さで難しくなったため、その後継者としてゴリラに白羽の矢がたったというわけだ。

グライペルは今後ドイツ代表チームでは、かつてのHTC時代のチームメイトだったマークス・ブルグハート（Marcus Burghardt）と協働することになる。なぜなら、ブルグハートはドイツ自転車連盟の副会長やっているからだ。

グライペルは今回の話を打診されたとき、いろいろ考えたいから少し待ってほしいと即答はしなかったが、新しいチャレンジでもあり、すばらしい仕事になると考え受諾。強いチームを作るべく力をつくすという内容のコメントをしている。