Newsletter Subscribe
Enter your email address below and subscribe to our newsletter

世界選手権フランス代表は19歳ポール・セイシャスがエース。ヴォクレール監督がモントリオール世界選手権構想を明言
フランス男子ロード代表の「社長」ことトマ・ヴォクレール監督が、2026年にカナダのモンレアル(モントリオール)で開催される2026世界選手権ロードレースで、19歳の天才ポール・セクサスをエースに据える方針を明らかにした。
最終メンバーの発表は9月後半になる予定だが、ヴォクレール監督は「ポール・セクサスがフランス代表のリーダーになる」と明言。
総合系ステージレーサーとしてだけでなく、起伏の厳しいワンデーレースでも結果を残してきた若き超新星にアルカンシェル獲得を託す。
ポール・セクサスにとって2026年大会が初めての男子エリートカテゴリーでの世界選手権ではない。
昨年2025年にルワンダのキガリで開催された世界選手権では、過酷なコースを走り切って13位に入った。
そのわずか1週間後にフランス・アルデシュで行われたヨーロッパ選手権では3位に入り、表彰台を獲得している。
つまり、世界選手権特有の長距離や厳しいコースをすでに経験しており、かつナショナルチームでのワンデーレースでも結果を出しているわけだ。
今年のモンレアル世界選では単なる将来への投資ではなく、優勝を狙う正式なエースとしてスタートラインに立つことになる。
セクサスがフランス代表のリーダーに選ばれる背景には、2026年シーズンの目覚ましい成績がある。
今年初出場となった2026年ツール・ド・フランスでは19歳ながら総合4位に入った。フランス人選手によるツール総合4位は、2022年のダヴィ・ゴデュ以来となる好成績だ。
グランツール初出場で表彰台まであと一歩に迫った走りは、彼が世界トップクラスの総合系選手へ成長したことを示す。
フランスでは長年、自国選手によるツール・ド・フランス総合優勝が待ち望まれているが、まさにセクサスはその期待を背負う存在となっている。
しかし現時点ではグランツールだけに特化した選手ではなく、急坂や短い登りが連続するワンデーレースでも世界最高峰の成績を残している。
2026年シーズンは、ストラーデ・ビアンケとリエージュ~バストーニュ~リエージュでともに2位に入った(両レースで優勝はタデイ・ポガチャル)。
一方、ポガチャルが出場しなかったフレーシュ・ワロンヌでは優勝。登坂力だけでなく、クラシック特有の位置取りや激坂での瞬発力にも優れていることを証明した。
今年のカナダでの世界選手権では、ポガチャルが大会連覇を守る最大の優勝候補とみられているが、レムコ・エヴェネプールに並ぶ有力対抗馬としてセクサスも挑むことになるだろう。
ヴォクレール監督によると、フランス代表の8選手はすでに選定ずみのようだ。
ただし、世界選手権までには数週間のレースが残っており、落車やコンディションの変化によって選考を修正する可能性もある。
候補選手の一部には、すでにそのリストに入っていることが伝えられているようだが、一方ではまだ知らされていない選手もいるという。
監督は選手たちに一定の姿勢やチームへの献身性を求めており、今後の走りも最終判断に影響するとみられる。
現時点でセクサス以外のメンバーについて、ヴォクレール監督は具体的な名前を公表していない。
しかし情報源記事では、フランス王者の23歳ロマン・グレゴワールを有力な代表候補として挙げている。この世界選のコースはグレゴワールの特徴にも合うと考えられ、セクサスを支えながら別の勝負にも対応できる選手となる。
セイシャスと同じDecathlon CMA CGM Teamからは、ニコラ・プロドム、オレリアン・パレパントル、レオ・ビソーが候補になり得る。
さらに、Netcompany INEOSに所属するケヴィン・ヴォークラン、アクセル・ローランス、ドリアン・ゴドンも代表入りの可能性があると予想されている。