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「自転車競技に未来はない」バルディアーニ代表がUCIを批判、チーム終了も視野
1982年のチーム創設からずっと続くイタリアの名門チームで、現在ProTeamのBardiani CSF 7 Saberのブルーノ・レヴェルベリ代表が、UCIのポイント制度と競技運営を強く批判した。海外報道によると、約40年続くチームの活動終了も視野に入れているらしい。
チームは2026年のUCIチームランキングを31位で終え、2027年のグランツールへのワイルドカード対象資格を得られなかった。
チーム代表のレヴェルベリはポッドキャスト「TriCiclo」で、500万ユーロを投じても出場資格を得られない状況に不満を表明。2年後の活動終了をすでに検討しており、新加入選手4~5人との契約も1年間にとどめたと明かした。
批判の中心にあるのは、ポイント獲得を優先せざるを得ない今の状況だ。
従来は逃げに乗ってテレビ露出を得ることがチームの戦い方だった。しかし現在は、選手を集団に残して10位争いのスプリントでポイントを狙う判断が優先されると語る。
レヴェルベリは若手育成を軸とする計画が制度によって阻まれ、スポンサーに資金提供を求めることも難しくなったと訴える。
また彼の批判はポイント制度だけにとどまらない。使用機材はおろかソックスの寸法にまでUCIの規制があること、また世界選手権での無線不使用など様々なUCIの規制にも疑問を呈した。
そして、ポガチャル、レムコ、ヴィンゲゴー、セクサスなどを中心とした若い世代の活躍でスーパースターたちが注目を集める一方、ワールドチームのよりも下のカテゴリーではその基盤が崩れていると危機感を語る。
レヴェルベリの発言は中小チームの存続に対する強い危機感を示していると言えるだろう。
彼の今回の発言におけるチーム解散の検討がどれだけ本気かはわからないが、もしそうなった場合に大きな被害を受けるのは所属中の若い選手だろう。
また伝統的な強豪国イタリアにワールドチームがゼロという今の状況に加えて、ProTeamも減るのであれば同国の自転車競技界そのものにも大きな負の影響が現れるのではないだろうか。