ロードバイク用グローブGiro Jagのレビュー。初心者にもオススメかつシンプルデザインでとても良い。
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今回はワシが愛用してるロードバイク用グローブのご紹介とレビューやで。
愛用してるのはGiroのJagシリーズの春夏用グローブ。ショートフィンガーまたは半指グローブといわれるグローブや。ロードバイクやMTBに乗るときのグローブの必要性・重要性については、いまさら言うまでもないかもしれんけど、コケたときに手がどうなってもええんやったら買わんでもええ。でも、血だらけになりたくなかったら買っとけ。
あとは単純にグローブしてないと、この季節は汗で手が滑る。その結果ハンドルからちょっとした衝撃でも手がはずれて死ぬ確率あがるで。
せやからロードバイクに慣れてない初心者も絶対に最初にグローブ買っとけ。安いのでもええから。
さて、Giro Jagのレビューや。まずは商品の概要から。
目次
(1) Giro Jagについて
①商品概要
Giroはアメリカのメーカーで、ロードバイクやMTBのウェア、ヘルメット、シューズなどで人気かつ定評がある。特に、ヘルメットの名作Syntheは、プロはもちろんおまいらの中にも愛用してる人間は多いやろう。ちょっとお高め?でも性能・デザインは良いと思うで。
ワシは現状では、グローブだけGiroの製品を使ってる。定価3200円。Jagについては日本代理店の説明によると、
価格を超えた快適性とフィット感
Jagは間違いなく世界最高のエントリーグレードのグローブです。
人間の手に合うよう設計されたGiroのスーパーフィットパネルデザインと高品質な作りに、プラッシュEVAパッディングを加えることで素晴らしい製品となりました。シンプルなスタイルと軽量なパッド入りグローブを求めるライダーにとって最良の選択です。
なぜなら、他社の倍近い価格のグローブに勝るとも劣らないフィット感と快適性を持つのですから。引用元:日本代理店公式:Giro Jag
とのこと。
色の展開は、4色。黒、白、青、赤。
ワシは黒を購入して愛用。ちなみに3セット持ってる。3日連続で乗るときもあるからね。
②購入した理由
なんでGiro Jag買ったかといえば、理由は3つ。
・デザインがシンプル
・値段がちょっと安い
・洗濯しやすい素材であること(つまり本革じゃないこと)
この3つ。
デザインがシンプルってことは、いろんなウェアに合わせやすいということでもある。使いまわしがしやすい。これは使い勝手の良さという点を構成する要素の1つでもある。
次に値段。定価3200円。まぁフツーといえばフツーの値段なんやけど、これ以上高いやつも普通あるからね。5000円のとか。それ以上のとか。1000円以下とか、あんまり安すぎるのもアレやし、しょせんグローブは消耗品やから5000円出すのもなぁ……
「まぁ”真ん中あたり”の値段のやつでええやろ」
という感じで購入。だいたい3000円前後がグローブの価格帯としては真ん中あたりやと思う。海外通販で買う場合ではやっぱり値段がちょっと安いこと多いけど。
黒を選んだ理由は、もしチェーンとかに手が触れたときに手が油汚れで真っ黒になるやん?それがグローブについても目立ちにくいから。
(2) Giro Jagを数か月使ったレビュー・感想
①外観とサイズ
上述のように、購入理由の1つがシンプルなデザインやった。というわけでフツーにシンプルやろ?
本当は、白いロゴもステルスブラックやマットブラックみたいになってたらさらに地味でよかったんやけど、ま、このへんは妥協ってことで。
サイズはMサイズを購入した。グローブは海外通販で海外ブランドのものを買うときも、日本国内でバールイズミやIntroなどの日本メーカーのものを買うときも、毎回Mサイズ。
せやからいつもMサイズのグローブを買う人なら、Mサイズ買っとけばなんの問題もない。いつもLなら、Lを。いつもSならSを選ぶと間違いなし。
②快適性良し。使い心地良し。パッドは薄すぎず、厚すぎずでOK。
ロードバイク初心者はパッドが厚いほうが衝撃吸収してくれて、疲れにくくてええやろと思いがちやけど、案外そうでもない。
実際ロードバイクに乗り慣れてくると、「パッドなんていらんのちゃうか?」となってくるもんや。
それに、パッドが厚いとどうもハンドルとの接点に違和感があるような、ハンドルが握り難いように感じることもある。
Giro Jagのパッド側をちょっと見てもらおうか。
Giro Jagパッド側
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Giro Jag パッド側 |
こんな感じ。ま、写真で見てもわからんと思うけど、こんな感じのパッドの盛り具合。
GiroにはこのJagシリーズよりももうちょっとパッドがしっかりと入ってるのがある。Bravoシリーズとか、Jagより上位のシリーズは「長距離向け」を謳って、よりしっかりとしたパッドが入ってるのもある。
一方で、ガチレース派の変態さんはハンドルとの一体感を好む傾向あるから、パッドなしのグローブを愛用する傾向がある。そのためGiroも上位シリーズではパッドなしモデルのも展開してる。
せやからパッドがあるから上等とか、パッドの量があるから高級とかはない。あくまでも用途や好みの問題。
ランニングシューズみたいなもんやな。
ワシはBravoシリーズも1つ持ってるけど、この時期はこのJagシリーズのほうが好き。なんでかというと、パッドがしっかり入ってると、「なんか余計暑そう」に感じるから。このクソ暑い季節に、パッドが厚いと暑く感じる。単なる気のせいなんやけどね。
夏はできるだけ薄いウェアがええやん?せやから、パッドも薄めのグローブのほうがなんとなく、気分的に涼しそうな気がするんや。
それやったらパッド無しでもええやんけ、となるけど、Giroのパッド無しのやつは高いんや……。
ロードバイク用グローブ Giro Jag |
この画像を見て、親指部分と手の甲や指の部分との生地が違うのがわかるかな?
親指部分は毛布っぽい、キメの細かい柔らかいタオルっぽい生地になってる。これは汗を拭くときに、汗をしっかりとふき取るのに適してる。水を吸い取りやすく、そして肌触りも柔らかい。今の季節は汗だいぶかくから大活躍。
ただ、長期間使ってるとどんどんこの汗拭き部分は毛羽立ってくる。それはしゃーないわ。気になるなら、この汗拭き部分がタオル生地みたいになってないグローブを選ぶとええ。
③マジックテープ部分もしっかりと縫製されてそう
ロードバイク用グローブ Giro Jag |
この画像の白丸で囲った部分ね。しっかりと縫製されてるように見える。実際、数か月使って、20回ほど洗濯してるけど剥がれ落ちそうな感じはない。
ロードバイク用グローブ Giro Jag |
一方、この画像の白丸で囲ったベルクロ部分。
この部分の生地がちょっと頼り無い感じがする。マジックテープ部分よりこっちが先にちぎれそうな予感。
でもこの部分も根本はしっかりと固定されてる。せやから、案外杞憂で終わるかもしれへん。仮にこの部分が崩壊するとしても、根本から裂けるんではなくて、ベルクロ部分の途中の生地が破れるという感じかな。
④洗濯方法と耐久性
数か月使って、20回ほど洗濯してる。このグローブは同じのを2つもってるから、仮にそれぞれ同じ回数使ったとすると、それぞれ20回洗濯。
洗濯方法は、風呂入るときにいっしょに洗う手洗い方式。アライさんなのだ。
風呂桶に風呂の湯をいれて、洗濯用の洗剤をちょびっとだけ入れて泡立てて、グローブをいれて泡まみれにしてしばらく放置。
3分ほどして取り出して、よく濯いで終わりという流れ。あとは風通しのよい日陰で乾燥。
さすがにちょっと色あせてやつれてきた感じあるけど、まだまだいけそう。特に目立った生地の崩壊などもないし、ましてやパッドのへたりなんかもなし。「まだまだいくよー。ミコミコナース!ミコミコナース!」という勢いが続きそう。
ま、今年度中は余裕で持つわ。ちょっとした縫製や生地のほつれ、または色あせさえ見て見ぬフリしとけばずっと使えるわ。
なお落車とかはしてへんから、そういうダメージはないで。
(3)総評:☆5つ中、☆3.5!
というわけで、デザインのシンプルさ、値段、使い心地など総合的に考えて、日常的なライドやトレーニングにぴったりのグローブや。
レース用とか、ロングライド用には別のグローブを用意するとええやろね。
でも、毎日使うグローブならこのGiro Jagはおすすめよ。
特別悪い点というのはないけど、
・脱ぐときに、脱ぎやすくするための指をひっかけるループなどの工夫がない
・ロゴは真っ黒でもよかった
・ベルクロ部分がちょっと頼りないかも?
の3点が若干の減点理由。
Giroには以下のようなBravoシリーズもある。
このBravoは、Jagよりもパッドがしっかり目でグローブの生地自体もしっかりしてる。耐久性含めて、総合的な作りがいろいろJagよりも丁寧に作られてる感じ。ワシは春夏のグローブじゃなくて、秋冬用のロングフィンガーグローブでBravoを愛用してる。
(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)