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なんと今年、ワールドツアーチームのロット・ソウダル(Lotto Soudal)が、所属する10名もの選手との契約を打ち切るもよう。
そしてその中にはなんと、鉄人アダム・ハンセン(Adam Hansen)も含まれているもよう。
情報源:All change at Lotto Soudal as 10 riders informed their contracts won’t be renewed
Good news! @PhilippeGilbert @johndegenkolb and @Tim_Wellens will resume competition next week in @skodatour
— Lotto Soudal (@Lotto_Soudal) September 11, 2020
📰 https://t.co/38eBUx31Y9 pic.twitter.com/7URNEKmGPh
来年に向けてチームが契約を延長しないその10名の選手は以下の選手たち。
年齢は23~39歳と幅広いので、年齢だけがチームからの放出の原因ではなさそうである。
同チームにはすっかりトップスプリンターとなったカレブ・ユアンに加えて、パリ~ルーベの覇者ジョン・デゲンコルプやフィリップ・ジルベールといったクラシックのスター選手、そして世界最高の逃げ屋トーマス・デ・ヘント(Thomas De Gendt)にクライマーのティム・ウェレンス(Tim Wellens)も抱えている。
そして新コロナということもあり、予算不足が原因か?と考えることもできるのだが、チームは「予算不足が原因でもない」と述べているもよう。
どうやらチームとしては若返りを図り、将来的にチームの在り方というものを変容させていきたいと思っているもよう。チームはそのようなコメントをしている。
上述の10名とは契約をしない代わりに、育成チームなどから有望な新人を獲得している。将来的にチームを支えるエースをワールドツアーで走らせながら育てるのだろう。
このチームの方針転換には、昨今の新人や若手の大活躍があるように思われる。今年のツール・ド・フランスを制したタデイ・ポガチャルはもちろん、去年のツール覇者のエガン・ベルナル、Deceuninck-QuickStepのレムコ・イヴェネプールなどなど次世代の天才たちの活躍がロードレース界にビッグウェーブを起こしている。また、チームイネオスでは来年からトム・ピドコックがいよいよワールドツアーデビューである。
ワールドツアーチーム全体で、有望な若手の争奪戦が激化しつつあるのかもしれない。このニュースを見てそう感じる。
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ベテランや中堅選手にとっては厳しい時代になりましたね。
ここまで若手に活躍されるとチームとしてもそういう方針に転換せざるを得ないです。
90年前後生まれの選手たち(ログリッチやキンタナ、バルデetc)はここいらで一発気合を入れなおして頑張ってほしいものです。(というかツールで優勝してくれ!)
若い才能がどんどん登場すること自体は、ロードレース界がいい方向に向かっていることや若者への人気の拡大の期待など明るい光ブヒね。
でも、同時に中堅以降の選手は、よほど実績がないか、スポンサーとの結びつきが強いか、あるいは強いリーダーシップを発揮するかなど、特別な事情がなければチームからの評価は得られにくい時代なのかも。
このへんは今の民間企業と同じなのかも・・・