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INEOS Grenadiersが誇る強力クライマーで、これまで熱いアシスト魂を見せてきたコロンビア人選手の27歳ダニエル・マルティネス(Daniel Martínez)が、なんとBora-hansgroheへ移籍する。次のBora-hansgroheのXの投稿を見て欲しい。
Daniel Felipe Martínez will join BORA – hansgrohe from the new season on. The overall winner of the Itzulia Basque Country ('22) and the Critérium du Dauphiné ('20) brings with him the experience of nine Grand Tours.#BORAhansgrohe #newseason #season2024 #procycling pic.twitter.com/Hi1s2Bm11I
— BORA – hansgrohe (@BORAhansgrohe) August 16, 2023
契約期間は1年で2024年まで。なぜ1年なのかは不明。
現在のBora-hansgroheは、それまでチームの象徴だったロードレース界のロックスター、ピーター・サガン(Peter Sagan)に別れをつげ、ステージレースやグランツールの総合成績狙いへとチーム戦略を変更している。
そんな総合エースとしてジャイ・ヒンドレー(Jai Hindley)やアレクサンドル・ウラソフ(Aleksandr Vlasov)がいるわけだが、ダニエル・マルティネス(Daniel Martínez)も今後そんな総合エースとして走ることになるのではないだろうか。
というのも、チームのコメントでは「マルティネスは総合系選手としてすごい可能性を持っている」とか「もしエースとして走って上手くいかない場合は、すぐに頭を切り替えチームのために走ることができる選手」と述べているからだ。
また、同じコロンビア人の強力クライマーとしてセルヒオ・イギータ(Sergio Higuita)がいることも、ダニエル・マルティネスにとってはプラス要素かもしれない。
ゲイガンハートにシヴァコフにマルティネスまでいなくなっては、代わりにどんな選手が移籍してくるかにもよりますがイネオスの戦力が心配になりますね。
今後はおそらくトム・ピドコック(Tom Pidcock)中心のチームとなること、そして若い選手もしっかり獲得しているということもあるけど、
やはりグランツールで総合表彰台狙えるかというとなかなか難しいチーム力になるブヒね。