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マッズ・ピーダースンは初めて栄養士と協働へ

マッズ・ピーダースンはマチューやポガチャルらを倒すため、初めて栄養士を利用へ

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リドル・トレックのクラシックスペシャリストにして、登れるスプリンターとしての才能も開花させたマッズ・ピーダースン(Mads Pedersen)。あの雨のサバイバルレースとなった2019年世界選手権ロードレースで優勝した元世界王者だ。

そんな彼は来年もクラシックで、ワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)、マチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)、そしてタデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)といった化け物どもと戦い、それらを撃破しなくてはならない。

もちろんこれまでもそのために可能な限りの準備はしていたが、やはりそうした化け物たちを打ち負かすにはこれまで以上の何かが必要となる。

そこでマッズ・ピーダースンは、来年はこれまでにしてこなかった新しいものを導入する。それは、栄養士のサポートを受けることだ。

情報源:Mads Pedersen Embraces Change for Van Aert, Van der Poel Classics Showdown: ‘I’ve Never Used a Nutritionist Before’

初めて本格的に栄養士を利用

これまでピーダースンは全く栄養士を積極的に利用していなかったらしい。もちろんチーム側からは一般的な栄養指導などは受けていたと思うが、それ以上のものは必要としてこなかったのだろう。

だがやはりそれでは春のクラシック戦線でマチューらのような化け物には勝てないと悟った。これまでと同じ轍を踏むのは避けなければならない。そこで彼は来年に向けて新しい取り組みとして、栄養学の専門的見地を取り入れる。

チームとしてもメインスポンサーの交代により予算が大幅アップし、選手だけでなく彼らを支える専門的スタッフたちも強化。新しく栄養士も加わり、より科学的・より専門的なサポートを得られる体制になった。

これはおそらく、グランツールエースとなる新加入のテイオ・ゲイガン・ハート(Tao Geoghegan Hart)のためでもあるだろう。過酷な3週間でどれだけパフォーマンスを落とさず戦い抜けるか。それには栄養学の専門知識も必要だからだ。

もちろんそれが上手く結果につながるかはわからない。ピーダースンも栄養士の利用がすぐに好結果になるかはわからないと話す。ただ自分より強い者に勝つためには、最新の知見を取り入れ試していかなければならないと考えている。

2024年のレース予定

なおマッズ・ピーダースンの来年のレースカレンダーは次のようなるらしい。

  • Etoile de Besseges
  • Tour de la Provence
  • Paris-Nice
  • Milano-Sanremo
  • E3
  • Gent-Wevelgem
  • Dwars door Vlaanderen
  • Ronde van Vlaanderen
  • Paris-Roubaix
  • Criterium du Dauphine
  • National Championships
  • Tour de France
  • Vuelta a España
  • Paris-Bourges
  • Paris-Tours
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