マチュー・ファン・デル・プールが手首を骨折。UCI MTBワールドカップ2025の第3戦で落車

マチュー・ファン・デル・プールは今シーズンのMTBデビューとして選んだのが、一昨日のUCI MTBワールドカップ2025の第3戦だった。その舞台はチェコのノヴェ・メスト。男女の世界王者も参戦したレースだった。

そのレースでマチューはスタート直後の落車、さらにその後の序盤でも大きな落車を喫する。その2回目の落車シーンを見て欲しい。

結局この2回の落車の後にマチューは早々とリタイアとなったわけだが、その後の診断で手首に小さな骨折が見つかったようだ。チームからは次のように発表された。

これによると舟状骨の剥離骨折（靭帯へのダメージもありうる）となったようで、この種の骨折は注意深く経過観察が必要なようだ。それゆえ今後いつトレーニングを再開できるか、レースに復帰できるかなどは回復の進展次第であり、現時点では何も言えないとのこと。

そしてこの骨折をうけて、この後予定していた高地トレーニングキャンプも白紙となった。

今年はツール・ド・フランス前の調整としてクリテリウム・デュ・ドーフィネにも初出場する予定だったマチューだが、それもどうなるかはわからなくなった。