ロードバイクとツール・ド・フランス

ログリッチ「数週間前はペダルも踏めなかった」状態から総合2位へ浮上。2026ブエルタ・ア・エスパーニャ

プリモシュ・ログリッチ「数週間前はペダルも踏めなかった」からの奇跡の復活で総合2位へ浮上

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昨日のブエルタ・ア・エスパーニャ2026第4ステージは、タデイ・ポガチャルが大会を破壊する圧勝劇を見せつけたが、その後方ではポガチャルの先輩であり、Red Bull-BORA-hansgroheのエース、プリモシュ・ログリッチが総合2位に浮上した。

約3週間前のトレーニング中に車と衝突し、一時は自転車に乗ることさえできず、ブエルタ出場も危ぶまれていた36歳のログリッチだったが、それでもアンドラで行われた最初の本格的な山岳決戦を有力選手とともに走り切り、その回復ぶりを印象づけた。

情報源:”A few weeks ago I couldn’t even pedal” – Primoz Roglic’s remarkable recovery sees veteran jump to second overall

ログリッチ「事故後はペダルを踏むとすらできなかった」

第4ステージでは、フェリックス・ガルを擁するDecathlon CMA CGM Teamが前半からハイペースを維持。逃げを封じ込めながら、総合上位候補にプレッシャーをかけ続けていた

そんな状況で決定的な動きが生まれたのは残り約50km。

タデイ・ポガチャル(UAE Team Emirates – XRG)が加速すると、他の総合優勝候補を一気に引き離した。

このときログリッチはこの攻撃を追わず、自らのペースを維持する慎重な判断を選択。一時は後方に下がったものの、その後、主要な総合上位候補で構成された追走グループへ復帰することに成功していた。

ポガチャルはそのまま独走し、後続に2分39秒差をつけてステージ優勝。

一方でログリッチはそのベテランらしい冷静な判断の結果、エンリク・マスやセップ・クスらと同タイムのステージ7位でフィニッシュし、総合順位でも2位に浮上することに成功した。

だがそうはいっても、総合首位ポガチャルとの差は3分21秒まで拡大。

このように第4ステージまでに大きく引き離されたが、負傷によって出場さえ危ぶまれていた状況を考えれば、表彰台争いに踏みとどまったことには大きな意味があるのではないだろうか。

ログリッチはフィニッシュ後、「数週間前はペダルを踏むことさえできなかった。今はとても疲れてはいるが、こうしてブエルタを走れているのが嬉しい」、「今日は自分にとっては小さな勝利みたいなもの。これからも結果を残していければと思っている」といった内容を語る。

5度目の総合優勝は著しく困難になっているが・・・

ログリッチはこれまでブエルタ・ア・エスパーニャで4度の総合優勝を達成している。通算5度目のタイトルを獲得すれば、ロベルト・エラスを上回る単独最多記録となる。

しかし、総合首位ポガチャルとの3分21秒差は、レース序盤としては非常に大きい。現状では総合優勝よりも、まずコンディションを回復させながら表彰台圏内を守ることが現実的な目標になるだろう。

今日の第5ステージは次のコースプロフィールのように後半に短い登りが複数設定されている。

しかし標高的にも総合上位勢が本格的に動く可能性は低いとみられる。

ログリッチにとっては負傷からの回復を進めながら次の山岳ステージに備える一日となりそうだ。

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