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来季からネットカンパニー・イネオスで走る17歳の天才スペイン人、ベンハミン・ノバルが2026世界選手権ジュニア個人TTで優勝
昨日は世界選手権ジュニア個人タイムトライアルが開催され、スペイン人の17歳の天才ベンハミン・ノバル(Benjamín Noval)が優勝した。
ノバルは来年からNetcompany INEOSで走ることになっており(現在はクラブチームのMMR Academyに所属)、そのポテンシャルの高さを見せつけたと言えるだろう。
今年の同レースの距離は20.3km。ノバルは25分17秒を記録し、ベルギーのヴィック・デスメットを6秒差で退けた。3位には、16秒差でデンマークのマルテ・リスビャウが入った。
(トップ10を確認→「2026世界選手権ジュニア男子個人タイムトライアルの結果」へ)
17歳のノバルと同じく2位のデスメットも17歳。わずかなタイム差で明暗が分かれるたが、ジュニア世界選手権らしい接戦となったと言える。
優勝したノバルから5位までのタイム差はわずか21秒。なかでもデンマークはリスビャウとビルケダルが3位、4位に入り、ジュニア世代の選手層の厚さを示した形だ。
一方、オランダ勢はヘイス・ウィンテルスが11位、タイス・ウィールスマが15位という結果でトップ10入りを逃している。
今回優勝したベンハミン・ノバルだが、彼はスペイン北部アストゥリアス州のポラ・デ・ラビアナ出身で2026年シーズンに急成長を遂げた若手選手の一人だ。
この世界選手権までに16勝を挙げ、複数のステージレースでも総合優勝。スペインのジュニア国内選手権タイトルも獲得するなど、ロードレースと個人タイムトライアルの両方で高い能力を示していた。まるでタデイ・ポガチャルのように勝ちまくっている注目株だ。
そのシーズンを締めくくる世界選手権でも結果を残し、ジュニア世代の世界王者として虹色のジャージを手にした。
ノバルは、すでにNetcompany INEOSと2年間の契約を結んでいる。契約は2027年1月1日から始まる予定で、今回の世界選手権制覇によってチーム加入前から大きな注目を集めることになったと言えよう。
年間16勝とスペイン国内タイトルに加え、個人タイムトライアルの世界タイトルまで獲得したことで、Netcompany INEOSが早い段階からノバルを確保したことにも納得だ。
ただし、ジュニアカテゴリーからトップレベルへの移行するとレース距離、競技強度、チーム内で求められる役割が大きく変化するわけで、今のままの強さがエリートカテゴリー、特にワールドツアーでどこまで通用するのかはわからない。
今後はノバルをどのカテゴリーとプログラムで育成するのか、チーム側の長期的な起用方針にも注目が集まるだろう。
3位に入った18歳のマルテ・リスビャウも2027年からTeam Visma | Lease a Bikeの育成チームで走る予定になっており、ジュニア世界選手権が、ワールドツアーチームの将来を担う若手選手を見極める重要な舞台であることを改めて示す結果となっている。
| 順位 | 選手名 | チーム名 | タイム差 |
|---|---|---|---|
| 1 | Benjamín Noval | Spain | ― |
| 2 | Vic De Smet | Belgium | +0:06.35 |
| 3 | Malthe Risbjerg | Denmark | +0:16.97 |
| 4 | Julius Løvstrup Birkedal | Denmark | +0:21.0 |
| 5 | Patrik Pezzo Rosola | Italy | +0:21.05 |
| 6 | Antoine Salamin | Switzerland | +0:38.68 |
| 7 | Sindre Orholm-Lønseth | Norway | +0:42.64 |
| 8 | Leon Atkins | France | +0:47.56 |
| 9 | Lancelot Gayant | Great Britain | +0:49.39 |
| 10 | Mads Furenes | Norway | +0:53.09 |