Newsletter Subscribe
Enter your email address below and subscribe to our newsletter

ログリッチ、無線故障を乗り越え欧州選手権TT初優勝。36歳で母国に金メダル
プリモシュ・ログリッチが10月7日、母国スロベニアで開催された2026年欧州選手権の男子エリート個人タイムトライアルを制した。
36歳で手にした自身初の欧州TTタイトルとなったが、実はスタート直後からトラブルに見舞われていたことが本人から明らかにされた。
ログリッチによると無線は走り始めて約1kmで機能しなくなった。以降はほぼ全行程で自分の感覚を頼りに力の配分を判断したという。
コースは序盤に上りがあり、その後はフィニッシュへ向けて速度が上がるレイアウトだった。ペース配分が重要な状況でもログリッチは持てる力を出し切り金メダルにつなげた。
8km地点の中間計測ではブルーノ・アルミライユに約13秒の差をつけた。後半にフランス人選手が差を縮めたもののログリッチは逆転を許さずフィニッシュ。
ほぼ自身の感覚のみで走ったにもかかわらずこのTTでの安定感はさすがのベテランの妙技と言えるだろう。
東京五輪の個人TT金メダルから5年。今回の母国での勝利では大会開催を支えた人々への感謝を示し、成功は会場に集まった人々や関係者全員のものだと語った。
ログリッチは2026年のブエルタ・ア・エスパーニャで総合2位に入っている。一方、長期的な競技生活や2027年のレース計画についてはなお不透明な部分が残る。
今後についてはPinarello-Q36.5 Pro Cycling TeamかLotto-Intermarchéへの移籍が可能性の高い未来として報じられているが、まだどうなるかはわからない。
→ログリッチの移籍先はLotto-Intermarchéか?
今回の欧州タイトルはその将来への答えではないが、無線を失った状況で優勝した走りは36歳のログリッチが依然として大舞台で勝負できることを示したと言えるだろう。