ワウト・プールスが現役続行。2027シーズンいっぱいでの引退を予定

ワウト・プールス、2027年限りで引退へ。ユニベットは新責任者を迎えツール出場目指す

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今シーズンからフランスのProTeamのUnibet Rose Rocketsで走っている39歳のベテランオランダ人クライマーのワウト・プースは今シーズン限りでの引退を考えていた。

しかしその考えを撤回し、来年度も現役を続けることを決断したようだ。

情報源:Wout Poels confirms final season as Unibet Rose Rockets bring in experienced WorldTour manager

プールスが現役続行を決めた理由

プールスは今回オランダの自転車競技表彰イベントに出席してその場で、2027年もレースを続け、その年末に引退すると明言した。

来年40歳を迎え、プロ生活19シーズンでキャリアを締めくくることになる。

当初は2026年限りでの引退も考えていたが移籍初年度の走りがその判断を変えたようだ。今年のジロでは総合22位。第14ステージの8位を含めてステージで2度トップ10に入った。

本人が重視しているのは今も競技を楽しめていることだ。今年のジロで見せたパフォーマンスを維持できるなら、さらに1年挑戦する価値があると考えたとようだ。

最後のグランツール出場にも意欲

現役最後となる2027年シーズンにおける願望の一つが、チームとともにグランツールを走ること。

プールスは長期のステージレースで力を発揮できると考えており、招待が得られれば自身も出場したい意向を示している。

ただし現時点でツール・ド・フランスを含め、2027年の出場レースが確定したわけではない。チームがグランツールのワイルドカード枠を獲得できるかどうかが彼の引退レースの計画を左右するだろう。

経験豊富なフタッフを新たにチーム運営へ

選手の現役続行と並行して進むのが、チームの運営体制強化だ。

オランダメディアWielerFlitsの報道では、50歳のAike Visbeekが2027年1月1日付でUnibet Rose Rocketsのヘッド・オブ・レーシング(競技部門のトップ)に就任し、競技戦略、レースプログラム、選手選考を担うもよう。

彼はSunweb時代に2017年のトム・デュムランのジロ制覇時にチーム運営に深く関与しており、その後はIntermarché-Wantyでパフォーマンス部門を担い、選手の成長を支え、ビニヤム・ギルマイの躍進などで手腕を発揮した。

ツール出場への関門はワイルドカード争い

Unibet Rose Rocketsにとって、当面の大きな目標は2027ツールへのワイルドカード枠獲得だ。

チームは2026年のProTeamランキングで5位に入ったが、今年のツールのワイルドカードは得られず出場できなかった。

そして2027年ツールについても競争は厳しい。

来年のツールでもProTeamランキングの上位3チームに自動招待枠が与えられると思われるが、その結果として主催者ASOが裁量で選べる枠は2つにとどまるだろう。その中の選ばれなければならない。

→2027ワールドツアー自動招待枠を獲得した3チーム、グランツールのワイルドカード枠の可能性があるチームは?

その選考では、単なるレース実績だけでなく、「ツールやフランスを盛り上げられるかどうか」または「ツールやフランスの自転車階に役立つかどうか」も考慮要素となる。

そんなツール招待枠争いのライバルは、TotalEnergies、Burgos Burpellet BHと言われる。

創設者バス・ティーテマも、個々のステージの目標を考える前に、まず出場権を得ることを優先している。プールスの最終年を大舞台につなげられるか。経験豊富な競技責任者を迎えるチームの、次の焦点となる。

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