コロンビア政府がチームSkyのスポンサーに?コロンビア国籍となるのか?
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去年の終盤にいきなり降ってわいたチームSkyの消滅騒動。スポンサー企業とその親会社との関係、さらには親会社とその競合他社との闘争などが絡み合った結果の事件。
そんなチームSkyは、ベルナルやフルームといった代表選手を率いてコロンビアのレースに参戦。もちろんベルナルの故郷やけどね。
なぜチームSkyは今年その2名をコロンビアに連れていったのか、そしてなぜコロンビア人のベルナルやソーサを獲得したのか?
それら全てはコロンビア政府との関係強化という思惑に収束するのか?
情報源:Team Sky meeting with Colombian government over possible future sponsorship, according to reports
チームSkyとコロンビア政府
さて、チームSkyは、Tour Colombiaに参戦しとるけど、現地の新聞El Espectadorによると、チームSkyのボスDave Brailsfordが、コロンビア政府の首脳陣と会談をするらしい。
参照:El Espectador, “Será el Sky el primer equipo colombiano en el World Tour?”
"It was a special day for me, passing my home town Rionegro four times during the stage. My friends and family were on the roadside cheering for me. It was a really nice feeling."
— Team Sky (@TeamSky) 2019年2月13日
– @5_henao #TourColombia2019 pic.twitter.com/SyImyheX9V
具体的には、大統領Ivan Duqueとスポーツ省大臣Ernesto Lucenaと連続で会談し、チームSkyのスポンサー問題について話し合うらしい。
なんでも報道によると、大臣Lucenaは「コロンビアにワールドツアーチームができればええなー(チラッチラッ」と言うてたもよう。
ただし、いくら世界最大級の麻薬国家コロンビアであろうとも、国家財政にそんなゆとりあるわけちゃうから(たとえ犯罪組織から賄賂が流れていたとしてもあくまで個人のもんやしね)、最大の壁は、やはりチームSkyの予算にある。
そこで大臣Lucenaは、「複数スポンサーのうちの1つとしてコロンビア政府(あるいはコロンビアの国営企業が?)が金出してもええで」という感じらしい。
As expected it all came down to a bunch sprint in La Ceja. Team Sky riders all safely home with @Eganbernal 9th and @NarvaezJho 10th #TourColombia2019 pic.twitter.com/Mw1Eo5ZDsB
— Team Sky (@TeamSky) 2019年2月13日
これはちょっとまさかの予想外の展開になってきたね。いやまぁホンマにそうなるかどうかなんてわからんけど、その大臣の言葉が本当ならば、コロンビア政府が動こうとしてることは事実と考えられるやろうし。
ひょっとしたらほんまに、チームSkyがコロンビア国籍のチームになる可能性あるで。あとは、英国政府がどう動くかやけど。BrexitのせいでチームSkyのことにかまってる余裕ないかな?
それともコロンビアにある英国大使館を通じて、なんらかの両国での話し合いがすでにあったかも??妄想は捗るね。
Skyの親会社コムキャストが、チームSkyに対して「7割ほど金を出す(何を基準とした7割なのかは不明)」という噂もあるわけで、もし、コムキャストと同じくコロンビア政府(国営企業?)がスポンサーになると、コムキャストはコロンビア政府とのパイプができあがる・強化できる可能性はあるわね。そうすると、同国におけるコムキャストのビジネスもいろいろ捗る(意味深)という未来も……
しかし、すでにコロンビアに進出してる英国のメディア企業があれば(あるのかしらんけど)、コムキャストの勢力拡大は賛同できないわけで、でも同時に母国の最強チームの存続がかかってるわけで……。
英国政府と駐コロンビア外交官、英国企業と米国企業コムキャスト、麻薬産業と政治家、そして英国が誇る諜報機関MI6などなどを絡めた小説できそうやね。ジェームズ・ボンド復活させる?それとも、イーサン・ハントでやる?いやー妄想は楽しいブヒね。