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キッテルがツール後に未来を決定

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情報源:Kittel to decide his future after the Tour de France



チームKatusha-Alpecinとの電撃的な契約途中解消と、ロードレースからの離脱を実行したMarcel Kittel。

現在はドイツのTV局の仕事をしたり、友人と自転車で遊んだりとまったりと過ごしている。そんなKittelは、今後どうするかをツール・ド・フランス終了後に決めるもよう。

Katusha-Alpecinとの間に一体何があったのか?



情報源記事でのインタビューで、KittelはKatusha-Alpecin時代のことをこう振り返る。

“This is not what I imagine a pro cyclist to be. That is why it was important to me to free myself.”


訳「こんなのはワシが思ってたプロの世界ちゃう(と、Katushaにいる時に思ったんや)。せやから、チームから離れて自由になることが大事やったんや」



では、Kittelが思い描いていたプロの世界とは、彼が理想としているチームとは何なのか?Kittelはこう言う。

“is whether I actually have what I need in order to be successful.”



訳「一番大事な要素は、プロとして成功するために必要なものをワシが得られるかどうかや」

実際にはKittelだけに大事なことじゃなくて、それはプロの選手全員にとって必要なものだと言う。具体的にはそれは何なのか?

“is first of all an environment where riders, carers, DS, everyone pulls together. …. You have to establish a mentality where consideration is taken, where everyone pays attention to each other, where you push and coach each other, that you have direction from the people who are in charge.”



訳「何よりも大事なのは、選手だけでなく、チームスタッフ全員が1つになることなんや。お互いの考えを尊重する精神を養うことが大事なんや。1人1人がお互いに関心を持ち、コーチともお互いに緊密に連携し、そうやってチームのえらいさんからの要求に応えなアカンというのをわかってる、そういう環境が大事なんや」

ということは、Katusha-Alpecinはチームとして1つにまとまっていなかったということやね。チームの方針があるにも関わらず、みんなバラバラの方向を向いていたと。スタッフ・選手同士で連携がうまくいってなかったと。

ようするに、みんな自分のことしか考えていなかったのか?

もしそうならば、それはチームのマネージメントの失敗ということやね。

会社単位でも、プロジェクトチーム単位でもよくある、「あるある」やね。特に上手くいってないときほどそうなるね。

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Day 2 @letourdefrance with @das_erste. Great to see this crazy exciting final yesterday from behind the finish line! Gave me goosebumps!! 🤯🤯🤯 If you've never been to a big race like the Tour then I can only tell you: do it!! Book a hotel or mobile home, take your favourite friends and family and go for this experience. You'll love it like I do. I talked this morning also about my future with the press. I wann take this time here at the your now and see how it feels for me and look for opportunities for next year. I haven't made a decision and I'm just enjoying the moment now. I hope you too. 🙏🏼🙏🏼🙏🏼 I will let you know after the Tour if there are any news. Until then: be happy and keep smiling! :))

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泥船からさっさと逃げ出そうとする人間もいれば、自分の立場に固執するだけ、自分の保身だけを求める人間もいれば、なんとかプロジェクトを成功させようと粘る人もいる。物事がうまくいってるときは表面化しない、人間の心理が見えてくる。世の中のあるある。

え?ワシ?ワシはさっさと逃げ出すタイプ。すまんな。ブタやしね。組織ではまっさきに無能扱いされるタイプ。忠誠心も何もない。

さて、今後の身の振り方についてKittelはこう言う。

“I have not decided one way or the other. I have also not gained 20 kilo and totally let myself go. I have simply given myself this time free until the end of the Tour. Which direction I will go, I don’t know myself now.”



訳「まだどうするかは決められてへんのよ。でもま体重が20キロ増えたとかいうわけでもないし、完全に引退したわけでもない。単にツール終了後までは自由やというだけや。引退するか現役続行かは今はまだわからへん」

というわけで、ツールが終わるまではひとまずどうするかはあまり考えないようにして、すべてはツールが終わってから考えて決断するという感じやね。

体重の管理は続けてるみたいやし、やっぱりまだやりたいという思いもあるんやろね。


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piginwired
piginwired
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3 Comments

  1. キッテルはさいたまにイベントで来たとき、ファンからもらった手作りの巾着袋(のデカいやつ)を翌年の同じイベントに持参してきたとか、浪速の人情的なエピソードがあるんで好き。

    • スプリンターは気難しいとか暑苦しいとか、変わり者多いイメージやけど、その分、浪花節的な人間が多いのかも?カヴェンディッシュとかも。

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