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カーボングバイクの価格破壊?グレッグ・レモンがカーボンバイク販売へ。革新的な製造方法を採用し、低価格を実現か?

カーボンフレームの価格破壊なるか?

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情報源:Greg LeMond to launch new bikes this spring – investment in new carbon tech suggests they’ll be carbon

アメリカのレジェンド、グレッグ・レモン(Greg Lemond)。かつてツール・ド・フランスを制したロードレース界の伝説の1人。そんな彼は、自分の名前を冠したバイクメーカー「Lemond」を立ち上げ、実際に販売している。サイクルモードとかにもよく来ているようだから、日本でもそのブランドを知っている人は多いと思う。

そして数年前には、Lemond Carbon(?)という会社も立ち上げ、ついに今年から新型カーボンバイクの販売を開始するもよう。その特徴は「低価格」?

というのも、なんでもLemond Carbon社は革新的なカーボン処理工程を開発、導入する予定とのこと。それによりこれまでより安くカーボンフレームが作れるようになるらしい。

同社とカーボン繊維についていえば、こんなニュースもある。

参考:Tour de France champion Greg LeMond signs huge Deakin deal

これは、同社が2017年にオーストラリアのDeakin大学とカーボンの開発について提携したというニュース。

おそらくこういったことが順調に進み、新型カーボンバイク販売となったのやろう。なお販売方法は公式サイトでのネット通販が基本となるもよう。

今回の革新的な工程のポイントの1つは、「酸化」を急速に進めることらしい。よくわからんけど。そしてこの新工程により、7割以上のコスト(エネルギー消費もふくめ)が可能となるもよう。コストが7割下がったからといって製品の末端価格が7割下がるわけはないけど、昨日のRaphaの記事でRaphaがD2Cビジネスに注力する方針と書いたように、Lemond Carbon社もD2Cビジネス(オンラインだけで販売)に専念するらしいので販売コストも減りそう。

日本でLemondのバイクに乗ってる人は当然少ないから、珍しいバイクが気になる人は要チェックかもね

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piginwired
piginwired
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2 Comments

  1. 酸化ってのは化学繊維を炭化させる前段階の処理のことですね。
    炭素繊維は乱暴に言うとビニールの糸を超高温で蒸し焼きにして炭にするのですが、いきなり超高温にすると溶けてしまうのは想像できると思います。なのでゆっくり加熱して固めておく(耐炎化≒酸化)のですが、なかなか時間が掛かります(~60分)。時間もエネルギーも敷地も必要になるのでコスパが悪い。そこを省略出来たら安くなるわけです。
    参考:https://www.chem-station.com/blog/2016/04/carbon.html

    炭素繊維から製品まで作っていてコスパが良いメーカーといえばGIANTがありますがLemondもそれに続くことが出来るでしょうか。とりあえずCANYONくらい安くなったら人気出そうです。

    • なるほど酸化ってのはそういうことだったのブヒね。
      すっごいわかりやすい解説感謝ブヒ!

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