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現行のSRAM RED eTap AXSのフラットマウント式油圧ブレーキキャリパーがどうやら型番はそのままで、設計が新しくなっているもよう。ワンピース構造からツーピース構造へこっそり変更となった。先日終わったツアー・ダウン・アンダーでそれが明らかになったが、実は変更そのものは去年の7月155日に行われていたもよう。
情報源:SRAM quietly rolls out Red hydraulic disc brake caliper update
目次
現行のRED eTap AXS HRDフラットマウント式ディスクブレーキキャリパーは、もともと同コンポが発表されたときから鍛造アルミ製のワンピース構造のもの。AXSではない通常のRED eTapコンポに使われていたブレーキキャリパーを使用したもの。上述のようにそれは鍛造アルミ製ボディのワンピース構造で作られている。
しかし、新型の同ブレーキキャリパーはツーピース構造へ変更となった。この構造は実は、Red AXSより1つ下のグレードForce AXSシリーズのブレーキキャリパーと同じタイプの設計となる。
同時に新型では、これまでよりも大きなディスクブレーキパッドを使えるようになっている。SRAMのマウンテンバイクコンポLevelシリーズのディスクブレーキパッドと互換性があるようになっている。同じパッドをどちらでもロードでもマウンテンバイクでも使えるようになる。
気になるのはブレ―キ性能などに変化があるのか?実際の使い勝手が向上するのか?という点。これについては、以下のようなメリットがあるとされる。
なお、以下の点にも留意。
まず、新型登場で旧型のキャリパーはなくなるのかどうかだが、今後も旧型キャリパーは販売され続ける。つまり、完成車を買わない場合は、新型と旧型との好きな方を選べるようになるということ。選択肢が1つ増えることになる。制動力は変わりないので、実際はユーザーの個人的な感覚でどちらか好きな方を決めるということになる。
次に、現在そしてこれから販売される完成車には、新型と旧型どちらがついているのかという点だが、これは正直、問い合わせてみないとわからないし、問い合わせても教えてくれないかもしれない。カタログ写真をみても新型か旧型かを見分けるのは無理だろう。そして実際に現状では旧型を使った完成車、新型を使った完成車が混在している。
仮に旧型キャリパーを使った完成車を購入したとしても、ブレーキキャリパーだけを新型にしてくれる交換サービス(下取サービス)は実施されていない。