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Argon18が新作「Electron Pro」を発表。東京五輪のオーストラリア代表用トラックバイク

オーストラリアとイギリスは発想が真逆!?

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去年までAstanaにバイクを提供していたバイクブランドのArgon18。Cerveloと同じくカナダのブランドではあるものの、オーストラリア代表チームにトラックバイクを提供している。そんな同社から、東京五輪で同国代表が使うトラックバイクが発表された。

Argon 18 Electron Pro 2020 東京五輪のオーストラリア代表チームモデル
Argon 18 Electron Pro 2020 東京五輪のオーストラリア代表チームモデル Argon公式インスタグラムより



公式サイト:Electron Pro

ライバルの英国とは正反対のバイク!



今回のこのトラックバイクは、Argon 18、ZIPP、Monash大学(メルボルン)、そして Adelaide大学(アデレード)の4つの団体によるコラボレーションモデル。

Monash大学はオーストリア有数かつ世界でも有数の名門大学の1つ。なお、同学の名前はオーストリアの100ドル紙幣に描かれているジョン・モナシュ将軍(工業の技師でもあった)にちなんだものらしい。

そんな4つの団体が組んでまで一体何を実現しようとしていたのか?それは、特にフロント回りの空力性能の向上。

たとえば前輪のディスクホイールとフロントフォークとの隙間が限りなく狭められ、余計な空間をなくした。これにより、前モデルよりも同部位で30%の乱気流の減少に成功した。

ちなみにこの空気性能UPの方策は、ライバルとなる英国代表のトラックバイクとは全く真逆といっていい発想。

というのも、英国代表のトラックバイクはフロントフォーク(LOTUS製)と、前輪にめっちゃ隙間があり、かなり前衛的なフレーム造形となっている。下の動画を見てほしい。



この動画の1:00あたりを見てもらうとよくわかる。とんでもないフォークの設計になっているとわかるはず。

ライバルとなる英国代表のバイクはフォークと前輪との間をかぎりなく広げることでエアロ性能を向上、対照的にオーストラリア代表バイクは、限りなくそれを狭めることでエアロ性能を向上。前者は革新的?後者は伝統的?

同じ目的を達成するにも全く真逆のアプローチがあるとわかるブヒね。これは新しいビジネスモデル構築や、経営戦略、マーケティング戦略などビジネスにも通用する考え方やね。もちろん個人レベルやチームレベルの仕事や、家事や、勉強のやり方にも通用するであろう重要なポイントやね。方法は1つじゃないってことやね。

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piginwired
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