コロナでパリ～ニースも中止？フランス政府の意向は？

ヨーロッパでもイタリアを発端に他国へ、特にロードレースの本場フランスにも感染が拡大している。そんな中、フランスの定番レース、パリ～ニースはどうなるのか？

この点、現在のところコロナ感染拡大に関わらずパリ～ニースは開催の方向で進んでいる。これはフランス政府からGoサインが出たから。スポーツ省の大臣がOKと述べたもよう。

情報源：Green light for Paris-Nice despite coronavirus fears

3月8日から始まるパリ～ニース先立って、UAEツアーは2ステージを残して中止となった。全てのチームの選手やスタッフらは現地のホテルに缶詰めとなり、コロナの検査を受けた。その結果、全員が陰性とはいかなかった。これは既報の通り。

現地での検査はどのようなものだったのか？その内情のレポート記事についてはまた時間あれば紹介したいと思う。

そんな検査を受けた選手・スタッフらが今ヨーロッパに戻ってきた。そしてその多くがパリ～ニースにも集結することになるだろう。もしそのパリ～ニースで、UAEツアー出場者かつ現地で陰性結果を受けた者からの感染が見られればどうなるのか？悪い仮定はしたくはないが、気になるところではある。

フランス政府としては現在、「屋内で5000人以上」が集まるイベントは禁止されている。しかし、パリ～ニース主催者とUCIは、「パリ～ニースでは屋内でも最大3000人ぐらいしか集まらへんやろ。それに感染地域を通らへんしセーフ」との考え。