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新コロ助19による外出制限下で、最近はこれまで以上に食料品デリバリーサービスのUberEats(ウーバーイーツ)がいろんな意味で俎上に載せられることが多くなったと思う。
今回はUber社が行う事業のうち、デリバリー事業のウーバーイーツではなく、自転車シェア(相乗り)サービス事業としてのUber JUMPのお話。
情報源:Uber junks thousands of bikes
これまで自転車シェア事業としてのUber JUMPは、特徴的な赤色の自転車が有名だった。
一方、2018年にUberはグーグルの親会社(持株会社)アルファベット社とともに、自転車および電動スクーターシェアリング事業を行うアメリカのベンチャー企業Lime社に対して出資をしている。
ところが、数日前にそのLime社が今度はUber JUMPを買収した。(参考:大幅評価ダウンの中、それでもUberがキックスクーターLimeに出資する理由)。子分が親分を買収するみたいな話であるが、実際には「買収」というものではなく、「事業の譲渡」である。親分が子分に対して「これやってみ。任せるわ」という感じ。
そのLime社は今後もUber JUMPのバイクを使い続けるようだが、それでも経営の合理化という名の下で数万台ものバイクが処分されたもよう。
当初は寄付も考えたようだが、寄付先が見つからずそれも無理となったとのこと。ほんまかいな。
よってスクラップにしましょうね、という結論へ。
本来自転車に限らず、相乗りサービス・シェアリングサービスというのは環境への負荷を抑えるため、環境に優しい持続可能な社会を作るというトレンドに乗っかったものであるはず。
だが合理化という名のもとで行われる不要なバイクの大量廃棄処分はそれらの事業の意義と矛盾するのではないか?