Pinarelloから「eTreviso」登場。電動アシストコミューターバイク
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イタリアの伝統的レーシングブランドの1つピナレロ(Pinarello)。チームIneos(Sky)が駆るバイクをずっと提供している。そんなピナレロはずっと「ロードレースにディスクブレーキは不要」というポリシーだったが、時代の流れには勝てず、ディスクブレーキモデルを大々的にアピールしながら搭載モデルをラインナップに増やしている。
またガチレーシングブランドでありながらも、近年は電動ロードバイクのNytroやグラベルロードバイクなどを販売するなど、市場に迎合する動きを見せている。
昔とは次元の違う過酷な現代の生存競争に生き残るため必死である。変化の歩みを止めた企業から死んでいく。恐ろしい世界である。
そして今、世界市場における最大のトレンドはやはり電動アシストバイクである。そ要因の1つは、新コロ助19による世界的な行動様式の変化であろう。ちなみに、その活況を受けてか、我らがシマノ(Shimano)社の株価も爆上げ。先日、時価総額で日産自動車やJR西日本という巨大企業を抜いた。トヨタ超えやテスラ超えもイケるな()
さて、そんな世界的トレンドを受けてか、ピナレロも電動アシストのコミューターバイクを発表した。それが「eTreviso」である。コミューターバイクとは、通勤用・通学用バイク。乱暴にいえばママチャリである。
モデル名の「Treviso」に込められた意味
ピナレロ愛好家ならば、Treviso(トレヴィソ)という名前には2つの意味で馴染みがあるだろう。
1つは、ピナレロの発祥の地、イタリアのTreviso。ピナレロ以外にも、ベネトンや、エスプレッソマシーンでお馴染みのデロンギの本社もある。
そしてもう1つは、ピナレロの街乗り用バイク・クロスバイクとして愛されてきたTrevisoシリーズである。
デザイン、スペック、そして価格
そんなTrevisoシリーズに連なる最新モデルで電動アシスト化を果たしたものが、今回のeTrevisoである。この記事を書いている時点では、まだ公式サイト(日本でも海外でも)で情報が掲載されていないが、以下の海外メディアの記事で、その外観・デザインをチェックしてほしい。
Pinarello launches new eTreviso urban e-bike
— Cyclingnews.com (@Cyclingnewsfeed) August 4, 2020
The new Fazua powered eTreviso is Pinarello's answer to surging commuter e-bike demandhttps://t.co/WXWUfUIxih
簡単にちょっとしたスペックだけ書いておく。
- 重量は非公表(?)なため不明
- 電動アシストシステムはFazua Evationを使用(電動システムの重量は約4.6㎏)
- フレーム素材はハイドロフォーミングアルミ。フォークはカーボン
- ハンドル周辺以外はケーブル内装
- 泥除けフェンダー装備
- リアキャリア(パニアラック)装備
- 油圧ディスクブレーキ(160mmローター、100x12mmのスルーアクスル)
- 最大250Wのアシスト(時速25キロ超えると切れる)
- 700×2インチ(約5㎝)のタイヤ
- サイズはS、M、Lの3つ
- 価格は55万2000円(£4000)←ファッ!?
(‘A`)55万・・・
(‘A`)バカじゃねぇの?
ブタ様
DOGMAの情報、ありがとうございました。
S社ぐらい売れていれば、DOGMAもニューモデルが出たでしょうね。。。
健全経営ということですかね?
今は、世界中がそんな状況ではないですね。