レビュー
Rapha



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ガーミンの新ハートレートモニターHRM-Pro™は、スマートウォッチなどがなくとも単独でデータの計測が可能に。
ガーミン(Garmin)から新しいハートレートモニター「HRM-Pro™」が登場した。これは同社のハートレートモニターとしてはトップモデルの新製品である。
The NEW HRM-Pro transmits real-time #heartrate data. It also tracks #running dynamics that can help you improve your running form. And that makes this one impressive little strap. https://t.co/M6bkb3h1NT pic.twitter.com/efGo4MGDu4
— Garmin (@Garmin) September 16, 2020
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通常のハートレートモニターは、スマホのアプリ、スマートウォッチ、またはEdgeシリーズなどのサイクルコンピューターと連携させて使うもの。しかし、新製品の「HRM-Pro™」はハートレートモニターそれ単独で様々なデータの測定や記録が可能となっている。
これは、そのようなアプリやデバイスが使えないスポーツ(たとえば格闘技などは時計を付けたりはできない)でも、消費カロリーや歩行数などを計測&記録できることを意味している。
そういった意味では、これまでのような自転車・ランニング・水泳といったスポーツだけに限らない、幅広い分野で使えるハートレートモニターに仕上がっている。
さてどこのメディアも書いてないであろうことを書く。完全にブタの勝手な妄想だが。
おそらくガーミン社はこのHRM-Pro™によってアップルウォッチとの差別化を図ろとしているのではないか?
というのも、アップルウォッチはチープカシオのG-schockと同様に、いわゆる「高級時計マウント合戦」から離脱できる「時計」であるが、一方で、つい先日発表された新作(廉価版の)Apple Watchでもわかるようにどんどん健康志向の機能を強化してきている。
アップルウォッチだけでちょっとした健康管理やスポーツなどでも使えるものなっている。この点で、ガーミン社のスポーツ用時計(デバイス)と競合する存在である。そして絶大な人気を誇るiPhoneとの連携を考えるならば、当然にアップルウォッチを選ぶことになる。
もちろん使用シーンによる使い分けということも可能であり、多くの人はそうしていると思われるが、日常的に使う時計、あるいは日常の延長上しかないちょっとした運動程度ならばアップルウォッチで済まそうとする人も多いであろうし、今後さらに増えることが予想される。
さすがにガチ勢はガーミンのハイエンドモデルを買うであろうが、逆にいえば純粋なゆるポタ勢やゆるゆるジョギング勢とかお散歩勢は、アップルウォッチで十分となりつつある。これは比較的安いガーミンのスポーツ用スマートウォッチが売れなくなることを意味する。
かといって、そういった低価格モデルの販売をやめると今度は市場での知名度だったり、初心者層の取り込みができなくなる。
そこで、ガーミン社は低価格帯のスマートウォッチそのものではなく、その周辺機器の強化に力を入れ始めるのではないか?ハイエンドモデルだけでなく、低価格帯のスマートウォッチを売るために、周辺機器に魅力を上げる。将を射んとする者はまず馬を射よ?急がば回れ?
アップルウォッチはあくまで時計だけ。しかしガーミンは「時計+α」で勝負。その「α」を磨き上げることでアップル製品・サービスとの差別化を図ろうとしているのではないか。新しいハートレートモニターのHRM-Pro™かはそう感じられる。
(´・ω・`)いや知らんけど。
ガーミンはHRM-Pro™と同時に、ランナーに向けたスマートウォッチの新作Forerunner 745も発表している。
Track how fast and how far with the NEW #Garmin #Forerunner745. https://t.co/njYrWhjhlx pic.twitter.com/Rh6de932Dl
— Garmin (@Garmin) September 16, 2020
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