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イネオスの謎のホイール。Zipp 454 NSWと似ているが・・・

イネオスが使っていた謎のホイールと、ツール・ド・フランスで使われる可能性について。

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少し前のネタになるが、先日終わったティレーノ~アドリアティコでイネオス(INEOS Grenadiers)が使っていた謎のホイールについて。

情報源:Will Ineos Grenadiers ditch Shimano wheels for the Tour de France time trial?

2020ティレーノ~アドリアティコの個人TTで使われた謎のホイール

まず以下のTwitterを写っているホイールに着目して見てもらいたい。

明らかにシマノのデュラエースホイールではないことがわかる。DURAーACEのロゴもない。そしてなんといっても特徴的なのはフロントホイールのリムの形状である。のこぎりの刃(ノコギリシェイプ)のような形状となっている。ウネウネというかギザギザというか。

この形状のホイールとして有名なのは、Zippの454 NSW/858 NSWである。↓のモビ☆スタのバイクをみてもらいたい。

モビ☆スタはZippがスポンサーであるが、イネオスはシマノがスポンサーであるため、イネオスのホイールのZippのロゴがないのは当然であるが、しかし、よく見るとやはりどこかデザインが異なる。ノコギリシェイプもちょっと違いがある。また、スポークの組み方がそもそも違う。

ではこのイネオスのホイールは一体どこのブランドなのか?それは、アメリカのホイールメーカーPrinceton Carbonworks社のホイールのもよう。

Princeton Carbonworks公式サイト

同社のInstagramをみてもらいたい。

情報源記事によると、実際には、ゲラント・トーマス(Geraint Thomas)は、

・フロントホイールにPrinceton Carbonworks Wake 6560
・リアホイールにシマノ PRO Textreme チューブラーディスク

そしてチームメイトにして個人TTステージの優勝者フィリッポ・ガンナ(Filippo Ganna)は、

・フロントホイールにGと同じPrinceton Carbonworks Wake 6560
・リアホイールにPrinceton Carbonworks Blur 633

だったもよう。

リカルド・カラパスもツール第20ステージで使う可能性あり

一方で、このツール・ド・フランスの最初の休息日に、イネオスのリカルド・カラパス(Richard Carapaz)がTTバイクでトレーニングをしていたのだが、そのときカラパスのTTバイクには、その前輪に同じくPrinceton Carbonworksのホイールが使われていたことが海外メディアによってとらえられている。(ただし、それに使われていたスポークの数が市販されている同社のホイールとは異なっていた)

よって、第20ステージの個人TTでもステージ優勝を狙い、Princeton Carbonworksのホイールが使われる可能性は高いと思われる。

Wiggle:ホイール前後セット製品一覧ページ

Amazon:Zipp 454 NSW カーボンディスクブレーキホイール – チューブ

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piginwired
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