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スキー界から再び化け物が?元オリンピック選手のアルコが、Androni Sidermecと契約

元クロスカントリー選手のマルティ・ビーゴ・デル・アルコが、PtoTeamのAndroni Sidermecと契約。なんと自転車を始めてたったの1年。

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ロードレースのプロで元スキー選手といえばやはりユンボ・ヴィスマ(Jumbo-Visma)のエース、プリモシュ・ログリッチ(Primož Roglič)だろう。だが、再びスキー界からの刺客がローレース界にやってくる。

その元スキーヤーの名は、マルティ・ビーゴ・デル・アルコ(Martí Vigo del Arco。以下アルコ)。次のインスタグラムを見てほしい。

情報源:Androni Giocattoli Sidermec gambles on former cross-country skier

ログリッチはスキージャンパーだったが、今回のアルコは元クロスカントリー出身の選手で、スペイン人。なんと2018年の冬季五輪の平昌オリンピックに出場したほどの選手である。

スキーのクロスカントリーはわりとロードレースと縁がある。というのも、オフシーズンのトレーニングでロードレースのプロもクロスカントリーで肉体を鍛えることがある。例えば最近では、AG2Rのエース(来年はSunwebに移籍)のロマン・バルデ(Romain Bardet)がやっていた。

そんなアルコと契約したチームは、UCI ProTeamのアンドローニ・デルメク(Androni Sidermec)。

22歳のこのスペイン人は去年から本格的にロードレースを始めたばかり。なぜそんないわば「素人」とProTeamである同チームが契約を結んだのかというと、それはアルコが入団テストではじきだした身体能力の高さが理由である。チームが曰く「通常ありえない数値を出した」とのこと。

チームは未来の可能性に賭けたというわけである。

チームのボスであるジャンニ・サヴィオ(Gianni Savio)は、かつては無名のマウンテンバイク乗りだったあのエガン・ベルナル(Egan Bernal)の才能を見い出し、2016年にチームに引き入れた人物である。

そんな確かな目を持つ人物が未来を賭けるならば、この元スキーヤーもとんでもない逸材になるかもしれない。

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piginwired
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2 Comments

  1. Marcoの知人にもクロスカントリースキー選手がいるんです。
    それに夏場はロードバイクに乗ったりしているし、ターマックとか高級バイクを
    持っているので、ログリッチの成功例を話すと「知ってはいるが、
    競技を変えたくない」という人ばかり・・・
    身体能力というか心肺機能は勝っているのだから、あとは自転車界の掟や
    集団内での走り方などを学べば、きっともう一花咲かせられると思うのだが。
    もったいない。。。

    • クロカンはかなり鍛えられるようブヒね。だからこそジャンプとクロカンの複合王者はキングオブスキーの称号を得られる・・・

      日本も若いクロカンの選手をどんどんバイク界にひきずりこんで、レースに出させればれば・・・何人かは転向してくれるかも?同じヨーロッパスポーツだし・・
      でもロード―レスのほうが怪我多そうだからみんな嫌がるのかも?

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