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今年まであのトム・ピドコック(Tom Pidcock)が所属していたイギリスのコンチネンタルチーム、トリニティ・レーシング(Trinity Racing)が、来年度の選手を発表した。
そしてその中になんと日本人の若手選手が入っていたことが、世間をざわつかせている(?)。チーム公式ツイッターを見て欲しい。
TRINITY racing 2021 Press Release: https://t.co/wffsnHfZO9#TRINITYracing pic.twitter.com/dgDJFLvutm
— TRINITY Racing (@TrinityRacing_) December 21, 2020
Tosh Teareという選手のところに日の丸マークがついている。Toshというのは、Toshikiの略称のもよう。よって、Toshiki Teareというのは本名?になるのであろうか。読み方はトシキ・ティアー?
この金髪の美女がTosh・・・ではなくて、隣の男の子がそうである。現在19歳でイギリスのマン島出身だと思われる。どうやらお父さんが英国人で、お母さんが日本人っぽい?
国籍だが、いろいろなWEBサイトでは英国となっているが、今回のトリニティ・レーシングでの発表では上ツイッターのように日本国籍となっている。生まれが英国というだけで国籍は日本のまま?あるいは二重国籍なのかもしれない。
日本の法律では22歳までに二重国籍の場合は、どちらかの国籍を捨てるかを決定しなければならないとなっている。逆にいえば、Tosh選手はまだ19歳なのでその決定をする必要はない。なので日本と英国の両方の国籍を持っている状態なのかも。
しかし、英国チームであるトリニティ・レーシングの公式がわざわざ日本の旗を表示させているということは、すでに日本国籍だけに絞ったのかもしれないし、あるいは二重国籍だが、チーム側がわざわざ日本人であることを世間にアピールしようという思惑があるのかもしれない。多様性が世界のトレンドになっているので。
さてTosh選手だが、実は今夏のZwift上での「バーチャル・ツール・ド・フランス」にLotto Soudalのメンバーとして参戦していた。そう、今年まではプロチームではなくクラブチームとしてのLotto Soudal U23チームに所属していた。
体も大きく、大柄な欧米の選手たちに混じっても見劣りしない体躯であり、それだけで才能を感じさせる。また若い頃から現地のハイレベルなレースで揉まれているというのも、日本の若い選手とは異なり有利な点であろう。
そんなTosh選手が晴れて今回、クラブチームからコンチネンタルチームへ移籍。それは、いよいよ来年からプロ選手になるということであり、才能や周囲からの期待の大きさがうかがえる。いつかワールドツアーで日本のファンを、いや世界のファンを楽しませてくれる日がくるのだろうか。
来年は角田くんがF1昇格だし、若い才能が世界で勇躍する姿をもっともっと見せてほしいですね
日本の若い世代でやる気のある選手を、どんどん本場に送り込めるようなシステムができるといいブヒね。
たとえ怪我などでダメで帰国しても、その後の学業のサポート(大学への推薦合格枠の確保)や就業支援をきちんと用意できれば、親も安心してヨーロッパに送り出せるはず。
選手を本場のレースに送り込むだけじゃなく、帰国後のサポートまでもっと充実させることがポイントだと思うブヒね。