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昨年のロードレースで目覚ましい活躍を果たした後も、休む間もなくシクロクロスへ参戦し、最大のライバルであるマチュー・ファン・デル・プールと戦い続けたワウト・ファン・アールト。
所属チームのユンボ・ヴィスマのコーチが言うには、シクロクロスをしていたことで体重が2kg増えたらしい。
ファン・アールトは予定では3月6日のストラーデ・ビアンケ(Strade Bianche)でロードレースの初戦を迎える予定。そしてコーチが言うには、現時点での肉体のレベルも良好ではあるが、まだ改善の余地があるとのこと。
それが上述の体重の増加である。
コーチの分析では、短時間で大きなパワーを繰り返し発揮しなければならないシクロクロスによって筋肉が2kg増えたとのこと。
シクロクロスでは1時間ほどの間ずっと、ロードレースよりも上半身の筋肉を使ってバイクをコントロールし、かつ大きなパワーを出す行為が繰り返しなされる。全力でハンドルを引いたり押したりの行為が何度も何度も必要となる。その結果、下半身ではなく上半身の筋肉が鍛えられ、それが2kgの筋肉の増量につながったとの分析だ。
素人のワシからすれば、「2kgぐらい上半身の筋肉増えたところでかまへんやん。むしろロードレースでそれが役立つときもあるやろ。だいたい2kgなんて夕食を1回食べたら増えるやん。ワシなんて普通に食べれば1日で5kg増えるぞ」と思ったりするのだが、ロードレースのプロからすれば許容されないようだ。厳しい世界だ。
ファン・アールトは本格的にロードレースへ戻るため、トレーニングを重ね減量し、おそらく昨年と同じ体重と筋肉量を目指し肉体を作り上げていくのだろうと思われる。