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昨年の「夏のロンバルディア」で橋から転落。腰を骨折し倒れたまま動けず、救急搬送されたベルギーの若き至宝レムコ・イヴェネプール。
そのとき、転落した彼にすぐ駆け寄ったDeceuninck-QuickStepのスタッフが、レムコのジャージのポケットから白い包みを取り出し、スタッフ自身のズボンのポケットにしまい込んだ。その行動がカメラに捉えられ、「見られたら困るものを隠したのではないか?」と疑惑をかけられた。
そしてその映像をUCIが知ることになり、なんとUCIが実際に調査に乗り出したことがあった。もちろん最終的には怪しいことも何もなかったとUCIが結論を下したわけだが、その件についてレムコは「まだUCIから謝罪をもらってない」と不満を述べている。
情報源:Remco Evenepoel: “Ik zag mezelf in het wiel van Dennis op weg naar Giro-zege rijden”
レムコが転落したときの映像がこちら。
情報源記事のSporza紙によるレムコへのインタビューにおいて、レムコはロンバルディアでの落車した瞬間の詳しい状況について説明している。
その転落のとき2つの幸運が彼に訪れていたらしい。
幸運の1つ目は、不幸中の幸いか「かなりベストな場所」に落ちたらしい。というのも、あの橋の下は岩がゴロゴロしてたのだが、その岩の少ないとても絶妙な場所に落ちたようだ。またもう少し場所がズレていたら、さらに倍以上は深く落ちてしまうところだったようだ。なんという幸運よ。
そしてもう1つの幸運(?)が、彼が落ちたとき、1匹の野生のキジが彼の下敷きになったらしい。キジが右肩の下敷きになったらしい。実際、それがどれだけの彼の助けになったのはわからないが、ちょっとは衝撃を吸収してくれたのかもしれない。南無阿弥陀仏。
そして、世間の疑惑の的だった包みの中身は、砂糖とカフェインだったもよう。いうまでもなくレースの補給食である。おそらく最終局面での勝負所で爆発するためのエネルギー剤だったのだろう。
レムコは、「包みの中身が何かなんてプロトンの選手や、UCIもわかり切ってたこと。それやのに調査なんてされたおかげで大迷惑や。でもUCIからの謝罪はまだ受けてない」と不満を述べる。
2020イル・ロンバルディアのハイライト動画はこちら
不幸中の幸いとはこのことですねぇ。
また、着地したときの体勢もよかったんでしょうね。あれが頭からだったら、まぁ即死、良くて頸椎損傷でしょうから…
で、このキジさんは絶命… したんですかね?
残念ながら(?)絶命なさったもよう。尊い犠牲になったブヒね。