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今月の3/26に開催予定の定番レース、E3 SaxoBank(サクソバンク) Classic。ロンド・ファン・フランデレンの前哨戦としても人気のレースで、通称E3。少し前まではBinckBank(ビンクバンク)の名を冠していたが、サクソバンクがビンクバンクを買収したため、レースの名称も変更となった。この名称変更の件は以前に記事にした。
そして今年のE3ではどうやら安全対策として、ゴール前に新型のバリアが設置されるようだ。次の公式ツイッターを見て欲しい。
Today we launched the brand new #Boplan “RACE BARRIER”, our latest safety solution specially designed for protecting the finish area of cycling races. The 1m40 high yellow polymer screens will be used for the first time during the @E3SaxoClassic. Info👉https://t.co/A2pOQOiqHZ pic.twitter.com/XC2WBwrS9o
— Boplan® Group (@Boplan) March 15, 2021
この発表によると、新型バリアは1つが1.4mの高さで幅2m。
素材は衝撃吸収性能のあるポリマーで、通常の金属フェンスなどによくある「足(脚)」がついていない。
そして天地方向に70度の傾斜がついている。この傾斜がポイントである。
というのも傾斜をつけることで、観客と選手との距離が広がる。直角三角形をイメージしてほしい。傾斜がその斜辺。
この傾斜により、観客が撮影するために突き出すスマホなどと選手が衝突することを減らすのが可能となる。
もちろんこのバリアは隙間なく設置され、広告なども掲載される。なおコロナ感染対策としてロボットも活躍するようだ。
“Please, wear a mask!” Straks te bewonderen tijdens de @E3SaxoClassic pic.twitter.com/buIOpWGR74
— Nico Dick (@NicoDick) March 15, 2021