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ニッケルとチタンの合金からタイヤが生えた。
アメリカのスタートアップ(ベンチャー企業)であるSMART Tire Companyが、なんとニチノールと呼ばれるニッケルとチタンの合金からタイヤを開発した。
そのタイヤの名前はMetl。しかも中に空気が入っていないタイヤ。エアーレスタイヤである。
ニッケルとチタンからタイヤ?意味がわからない。だってそれ金属ちゃうの?
情報源:Startup reveals airless tyre made from nickel titanium alloy
まずはそのタイヤをご覧あれ。同社公式インスタから。
こうやって見ると、タイヤそのものは表面の光沢?模様?が多少目立つぐらいで、ごく普通のタイヤのように見える。
だがこれは光の加減でそう思えるだけで、よく見ると実はこのタイヤはメッシュ構造である。つまり、光の当たる場所だと「中身が透けて」見える。そして中身は空である。
それがよくわかる画像が情報源記事に掲載されているので是非見てほしい。
まるで服の繊維のようにメッシュ構造で編み上げてタイヤの形状を構築しているのだ。タイヤの概念壊れる。
同社によると、その合金「繊維」はポリウレタンでコーティングされており、普通のゴム製タイヤと同様に長期間の使用に耐えるだけの性能と、全天候に対応するグリップ力を持つとアピールしている。
空気がいらないので、パンクは起こらない。あるとしれば合金繊維が切れた場合か。
同社はさらにこのタイヤの特徴として、軽量、快適性、優れた操縦性、そして耐久度を謳う。タイヤがダメになる前に、バイクのフレームなどの方が先にダメになるぐらいの耐久年数らしい。マジかよ。
SMART Tire Company社とタイヤ開発で協力していたのが、実は大手バイクブランドのFeltである。SMART Tire Company社はFeltからバイクを供与され、それにこのタイヤを付けて実験・開発を行ってきた。
またFeltだけでなく、自動車大手フォード社が有するシェアバイクサービスのSpin社も開発に協力していたようだ。
この合金タイヤの細かいスペックなどはまだ公表されていないようだが、通常の100psiのゴムタイヤと同じような走り心地になるよう設計されているようだ。そして実際にテストしていた人間からは、「使ってみるとそんな変わらない」との評。
こ、これは… テクノロジーの進化は凄いなぁ
ここまでくるとホイールと一体化したほうが何かと良さそうな
でもメッシュ状になってるってことは、空力的にはどうなるんでしょうね
メッシュ内部にも空気が入り込めば乱流で抵抗が増えそうな気もしますが、表層を流れ去るから内部侵入は無いのか… でもそうなると内部は負圧になるから… うーん…
なるほどたしかにメッシュは空気抵抗大きそうブヒね。
メッシュだから乱気流っぽいの表層に生まれるとかはないのか不思議なとこブヒ。
もしその辺りの試験をしてるなら見てみたいものですね(興味津々^ ^)