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先日、元チームSkyの医師リチャード・フリーマンがドーピング調査を受けた際にその調査を妨げるべく証拠を隠滅したりなどの妨害行為を行ったこと、そして違法な薬物を注文したことについて、医師専門の審判機関から有罪判定を食らった。下の過去記事をまた読んでおいてもらいたい。
この判定自体は、国家の司法機関によるものではないため直接に刑事罰どうこうの関係ないのだが、それでも「医師として不適切な行為」を行ったことにアウト!との宣告がなされたことは間違いない。
このニュースを受けてINEOS Grenadiersのボスのデイブ・ブレイルスフォード(Dave Brailsford)は、その医師と距離をおく発言をし、チームとしての関与を否定している。
だがしかし、チームSky時代から「グレー」という印象は今もつきまとう。それを払拭しきれないのも事実だろう。世間の人間の多くはそう見ているだろう。
そして、このフリーマンに対する判定を受けてチームのスポンサーであるイネオス社のCEOのジム・ラトクリフ(Jim Ratcliffe)は、チームを率いるブレイルスフォードをクビにしたいのではないか?
その点につき、英国Telegraph紙でラトクリフは次のように述べた。
Telegraph:Sir Jim Ratcliffe exclusive: The reasons Dave Brailsford still has my support
“Unless something came up that I was shocked by, he will continue to have my full support.
訳「今後よほどのことがないかぎり、ワシは100%の支援をし続けるよ」
. “My principal concern is where we are now and how we conduct ourselves now. I was very clear, right from the beginning, that if there was ever any sense of that going on in our team, I’d walk away from it immediately. And nothing’s changed in that regard.
訳「ワシの最大の関心は、チームが今どうなのかということや。イネオスのスポンサーになるときからそれははっきりしとるわけ。もしちょっとでもチームがおかしなことしとるんやったら、すぐにワシはスポンサーをやめる。それもはっきりしとる。そういう意味ではワシの考えは今も何も変わってないわけよ」
というわけで、過去の疑惑についてはラトクリフ自身は興味なしと。もちろん完全にアウトの判定が出たら別だが。そうでないかぎりは、スポンサーをやめるとかブレイルスフォードをクビにするとかの考えはなく、今までどおりの関係を続けるとの考えだ。