次世代カーボンフレーム「ダイニーマ(Dyneema)xカーボン」が日本上陸

今年のロードレースでのウェアにはこれまでと違う特徴がある。それはウェアによる皮膚表面への防御機能を強化しようという流れがあることだ。

具体的にはTrek-Segafredoが落車した時のダメージを軽減するサイドパネルをウェアに配置し、そしてチームDSMは、これまでの化繊よりもはるかに強度のあるダイニーマ(Dyneema)という新しい繊維素材をウェアに投入してきた。これは以前記事にした。


このダイニーマについては、チームDSMのスポンサーであるオランダの総合化学メーカーDSM社が開発したもので、その日本法人公式サイトには次のように説明がある。

ダイニーマ® ファイバーは同じ重量のスチールに比べて15倍強く、引張り強さは最高43 cN/dtexです。非常に優れた強度のほか、ダイニーマ®は切創耐性と耐摩擦性能も優れており、化学物質とUVに対する耐性も高くなっています。ダイニーマ®ファイバーは非常に軽いため水に浮くだけでなく、引張り応力も非常に高くなっています(ゆがみに対する耐性)。ダイニーマ®は50~6600 dtexの広範なタイターで利用できるため、数多くの用途に適しています。

DSM日本法人:ダイニーマ®の秘密

参考:登山業界に革命を起こす!? 超軽量&高耐久素材「ダイニーマ」のギアに注目!

このダイニーマはロードバイクのフレームの素材としても有望視されており、普通のカーボンと比べて、より振動吸収性が高く、より軽く、より丈夫という特徴を有している。

このような実に楽しみな新素材ダイニーマだが、なんとオランダDSM社の日本法人さんからこんなブログにコメントをもらってしまった。そこで次のような情報を頂戴したのでここでぜひ紹介したい。

以前に取り上げていただいたダイニーマxカーボンのバイクフレーム(プロトタイプ)は 本年4月末日本法人東京のオフィスに輸入しました。 これから日本のメーカー様にみていただく予定です。 日本メーカー様からダイニーマ製のバイクなどが発売される事になる事を期待して紹介して参ります。 

過去記事:チームDSMは新素材ダイニーマ(Dyneema)を使用のコメントより

というわけで、すでに先月に日本上陸を果たしたもよう。今後たとえばヨネックスやブリジストンアンカーといった日本メーカーから「ダイニーマxカーボン」のフレームが登場するかもしれない。また海外ブランドもハイエンドモデルにこの新素材を投入してくる可能性もある。

自転車のおもしろいところは、こういった素材の違い・進化を自分の肉体を通して直接に体感・実感できたりするところ。さて次の世代のフレームはどのような進化を味わわせてくれるのだろうか。

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