Muc-Offから世界最速のチェーンオイルLudicrous AFが登場

ブタも愛用するケミカルブランドのマックオフ（Muc-Off）から、世界最速のチェーンオイル（ルブリカント）「Ludicrous AF」が発表されたい。次の公式インスタを見て欲しい。

Muc-Off本家公式サイト：Ludicrous AF

INEOS GrenadiersとEF Education–Nippoとの共同開発

この新チェーンオイルは、マックオフ社がスポンサーとなっているワールドツアーチームのうち、INEOS GrenadiersとEF Education–Nippoという2チームの協力のもとに開発された世界最速のレース用チェーンオイルだ。

サステイナビリティに配慮

この新作オイルのLudicrous AFにはいろいろ特徴があるが、まず1つ目の特徴として最近の世界的トレンドであるサステイナビリティに配慮された製品であることが挙げられる。

具体的には、有毒な物質は含まれておらず、そしてすぐに生物分解される（自然に還る）ようなオイルだ。この点で競合する他社のライバル製品とは一線を画するとアピール。

世界最速を示す実験結果

世界最速をアピールする同社公式サイトでは、次の2つのグラフが掲載されている。

まず1つめは、オイルを新品のチェーンに塗布して2時間走った後に潤滑性能がどれだけ低下するかのグラフだ。

このグラフからは、CERAMICSPEED（セラミックスピード）社のDRIP LUBE（ドリップルブ）が最も性能低下が著しい。グラフの一番上の線がそれだ。そしてその次に性能の低下が見られるが、ABSOLUTEBLACK（アブソリュートブラック）社のGRAPHEN LUBE（ぐらふぇんるぶ）だ。

そして最も潤滑性能が持続するのがマックオフの新ルブ「Ludicrous AF」だと示されている。グラフの一番下の線がそれだ。

次にもう1つのグラフをどうぞ。これは300ワットで6時間走ったあとさらに2時間走ったた場合に、どれだけ潤滑性能が低下するかのグラフだ。

こちらは、セラミックスピード社DRIP LUBEと、マックオフのLudicrous AFとの違いが対照的で両者の違いわかりやすい。

この実験でも最終的に最も性能の低下があるのがDRIP LUBEで、最も性能が低下しないのがLudicrous AFであるのだが、以下の2点に着目してほしい。

• 実験をスタートした直後の時間帯では、その性能はDRIP LUBE ＞Ludicrous AF
• ある程度時間が経過すると、DRIP LUBE ＜Ludicrous AF

このように時間の経過とともに逆転しているのがわかるだろう。

まぁこの実験結果を素直に信じるかどうかは人次第だが、信じる者は救われるとも言う。

Muc-Offの製品は以下のWiggleでも買えるし、Amazon（Muc-Off製品ページ）でも買える。