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先日は、フランスのProTeamのDelkoが財政難でチームを畳むことになったというニュースを紹介したが、ワールドツアーチームでも消滅の危機にあるチームが存在する。その1つが、南アフリカのクベカ・ネクストハッシュ(Qhubeka NextHas)だ。
そして来年度のワールドツアーライセンスを申請するための最初の期限が10/15だったわけだが、その締切日にクベカ・ネクストハッシュはライセンス申請をしない(できない?)ことが発表された。チームのツイッターを見て欲しい。
❗️ Team Update ❗️
— Team Qhubeka NextHash (@QhubekaAssos) October 15, 2021
Thank you for your continued support & messages of encouragement. Please find complete team update below. Ubuntu!
Details: https://t.co/6AhKQLC5LX #BicyclesChangeLives 🖐 pic.twitter.com/5moBt4wgcj
ただあくまで10/15は最初の締め切り期限というだけであって、実際にはこれまでも年内に間に合えばワールドツアーのチームとして登録されるということもわりとある。
そして上ツイートのリンク先にあるチーム公式ページの声明文では、こう書かれている。
We are actively engaged with potential partners, and our current partners, as we work to secure our future for 2022.
訳「交渉途中のスポンサー候補や現在のスポンサーともしっかりと話し合いをして、来年に向けてチーム存続を確かにしようと思う」
このようにチームのボスのダグラス・ライダー(Douglas Ryder)はチーム存続を諦めているわけではない。
8月には選手やスタッフに対する給料未払いが報じられ、さらに少し前には所属する選手らに対してたとえ契約が残っていても他チームと交渉しても良いという通達が発せられたとのニュースもあった。
過去記事:予算不足でクベカ・ネクストハッシュは存続危機。選手らに移籍交渉を許す通達
ここはやはり、カナダのプレミアテック社に助けてもらうか、バイクエクスチェンジを手に入れるのに失敗したスペインのマヌエラ・フンダシオン財団に助けてもらうのがいいのではないか?どうだろう。