英国ロードレースチャンピオン決定!2021英国選手権ロードレース
2021英国選手権ロードレースの結果
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コロナで延期になっていた英国選手権ロードレースがついに昨日開催され、英国王者が決定した。
レースのスタートからゴールまでは英国代表チームの公式チャンネルで配信されている。以下の動画がそれだ。
ご覧のとおり今回のコースはなかなかエキサイティングな設定だった。ヨーロッパの古い町並みによくある石畳の登りも登場。そしてまさにゴール前の石畳の登りが結果を決めた。
この動画の3時間25分あたりから見ると結末に至る展開がわかりやすくおすすめだ。もちろん最初から全部見てもいいが。
そして英国ロードレース王者に輝いたのはイネオス(INEOS Grenadiers)のベン・スウィフト(Ben Swift)。
終盤にクベカ・ネクストハッシュのハリー・タンフィールド(Harry Tanfield)とバーレーン・ヴィクトリアスのフレッド・ライト(Fred Wright)と3人で逃げていた。追走の中にはイネオスのチームメイトのイーサン・ヘイター。
スウィフトはゴール前直前、最後の石畳登りで二人を置き去りにするアタックを決めた。
これでベン・スウィフトは2回連続で英国王者となった。「2年連続」ではなく「2回連続」と書いたのは、昨年はコロナで英国選手権が開催されなかったからだ。よって2019年と2021年という意味で「2回連続」となる。
上位5名の順位をまとめると、
1位 | Ben Swfit(INEOS Grenadiers) |
2位 | Fred Wright(Bahrain Victorious) |
3位 | Ethan Hayter(INEOS Grenadiers) |
4位 | Harry Tanfield(Qhubeka NextHash) |
5位 | Lewis Askey(Equipe continentale Groupama-FDJ) (来年からワールドツアーチームのGroupama-FDJで走る) |
なお個人タイムトライアルの王者とトップ5は、次の通り。
1位 | Ethan Hayter(INEOS Grenadiers) | 0:56:42 |
2位 | Daniel Bigham(Ribble Weldtite Pro Cycling) | 0:00:37 |
3位 | James Shaw(Ribble Weldtite Pro Cycling) | 0:00:49 |
4位 | Fred Wright(Bahrain Victorious) | 0:01:18 |
5位 | John Archibald(Eolo-Kometa Cycling Team) | 0:01:59 |
イネオスの期待の若者イーサン・ヘイターは、惜しくもロードとTTの2冠ならず。だがロードでも3位とさすがの才能を示した。