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今年からBora-hansgroheへ戻ったアリルランド人スプリンターのサム・ベネット(Sam Bennett)。
そんな彼は昨年ツール・ド・フランスに出場せず、クイックステップのボスのパトリック・ルフェーブルとの関係が悪化していたことが報道されていた。かわりに出場したカヴェンディッシュがとんでもない復活劇を成し遂げたわけだが。
しかし今年のサム・ベネットはインタビュー動画の中で、ツール・ド・フランスに戻りグリーンジャージを争いたいと述べる。次のチーム公式動画を見て欲しい。
この動画の11分あたりから、今年の目標レースなどを述べている。
ツール以外にも、スプリンターにチャンスのあるミラノ~サンレモ、そして今年の世界選手権などの名前も挙げている。
ただチームとしてグランツールの総合成績争いをメインにするチームへ変貌すべく、昨年の移籍市場でもその鍵となる選手を補強してきた。
それゆえにサム・ベネットのステージ優勝狙いと総合成績狙いは矛盾するとも思われるがどうなるだろう。上手くバランスよくメンバーを編成できるか、どっちつかずの結果にならないか懸念がある。
情報源:Sam Bennett back to Tour de France in 2022, Jai Hindley and Wilco Kelderman go to Giro d’Italia
なおこの情報源記事によるとツールでは、マキシミリアン・シャフマン(Max Schachmann)、アレクサンドル・ウラソフ( Alexander Vlasov)、そしてフェリックス・グロスシャートナー(Felix Großschartner)らが出場する予定とのこと。
一方ジロ・デ・イタリアにはジェイ・ヒンドレー(Jai Hindley)、ウィルコ・ケルデルマン(Wilco Kelderman)、そしてエマヌエル・ブッフマン(Emmanuel Buchmann)が出場予定とのこと。
そしてブエルタ・エスパーニャではEFから移籍してきた24歳セルヒオ・イギータ(Sergio Higuita)がエースとなるようだ。