トレックのクイン・シモンズが新型SRAM eTap AXS Wireless Blipsをストラーデ・ビアンケで使っていたもよう。

先日の開催されたイタリアの人気ワンデイレースのストラーデ・ビアンケ。タデイ・ポガチャルがとんでもない独走劇を披露して優勝した。ポガチャルの化け物史にまた1つ伝説が加わったわけだが、同レースで7位に入ったトレック・セガフレードのクイン・シモンズ(Quinn Simmons)が、新型のSRAM eTap AXS Wireless Blipsを使っていたようだ。

情報源:Quinn Simmons used disposable/recyclable SRAM eTap AXS Wireless Blips at Strade Bianche

SRAM eTap AXS Wireless Blipsは、シマノのDi2スプリンタースイッチと同様に、ハンドルの好きなところに変速用ボタンを追加できる便利アイテム。

この新型Blipsはすでに発表されているが、一般販売は4月から。

新型のBlipsは旧型Blipsやシマノのそれと異なり、完全ワイヤレスになっている。また内蔵バッテリーは充電式ではなく、コインセル電池が組み込まれたもので、それを取り替えられない仕様になっている。

つまり、その電池がなくなればBlipsごと捨てるしかないが、SRAMはユーザーの住む地域のリサイクルポリシーに従ってリサイクルに出すように勧めている。

今のリサイクル・エコ指向の時代にそれはどうなの?と思わなくもないが、SRAM曰く「普通の自転車ユーザーならば6年~10年はもつからセーフ」ということらしい。

ただ、そのように完全一体化した製品だけに耐水性とか頑丈さは期待できそう。作りがシンプルなほうが強い。

なおストラーデ・ビアンケでは、クイン・シモンズだけでなくチームメイトのエドワード・トゥーンス(Edward Theuns)も新型Blipsを使っていたらしい。

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